特許
J-GLOBAL ID:200903025575563919

油圧制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039811
公開番号(公開出願番号):特開平11-230230
出願日: 1998年02月06日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 コンパクトな構造で、装置全体の小型化を図り、また種々の制振特性を有する油圧制振装置に適用できること。【解決手段】 油圧制振装置のピストン3を軸線方向に対向させて一対設け、間隙にオイルリザーバ9を形成する。オイルリザーバ9の上部空間にはアキュムレータ10を固定して作動油の体積変化を吸収させる。ピストン3には吸油弁11、定圧弁及び調圧弁を夫々設ける。振動に伴うピストン3のシリンダ1に対する相対的移動により、高速振動時には定圧弁がオイルリザーバ9側に作動油を吐出して振動を絶縁する一方、低速振動時には調圧弁が圧力室7,8からオイルリザーバ9側に作動油を絞りつつ吐出して振動を減衰させる。吸油弁は、圧力室7,8にオイルリザーバ9から作動油を供給する。
請求項(抜粋):
支持体又は被支持体の一方に連結され、内部に作動油を充填したシリンダと、他方に連結され、前記シリンダに出入り自在に挿入されたピストンロッドと、このピストンロッドに固定され、前記シリンダ内を第1及び第2の圧力室に区画すると共に、軸線方向に間隔を置いて相対向する一対のピストンと、このピストン間に形成され、第1及び第2の圧力室に連通して作動油を供給するオイルリザーバと、このオイルリザーバ内に配置され、オイルリザーバの容積変化を吸収するアキュムレータと、第1、第2の圧力室とオイルリザーバとの間に介在するように前記ピストンに設けられ、作動油の流通路を開閉する弁機構とを具備することを特徴とする油圧制振装置。
IPC (3件):
F16F 9/20 ,  F16F 9/50 ,  F16F 15/02
FI (3件):
F16F 9/20 ,  F16F 9/50 ,  F16F 15/02 G

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