特許
J-GLOBAL ID:200903025576219472

ポリマーのスルホン化装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-055845
公開番号(公開出願番号):特開平8-253529
出願日: 1995年03月15日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】小型でしかも簡単な構造であり且つ、安定的に良好なスルホン化効率を達成する。【構成】 第2循環ライン11には、スルホン化による反応熱を除去するための熱交換器12が設けられている。第1循環ライン10からの反応生成物及び第2循環ライン11において冷却された反応生成物は、再び反応器6に導入されて、スルホン化剤、被スルホン化剤と混合される。この場合、上記の循環ライン10、11からの反応生成物は、スルホン化反応自体には、希釈、緩衝剤として作用して反応物質の均一な分散に寄与して反応の局部化を抑制し、反応が全体にわたって一様な速度で生じるように機能する。特に、反応生成物の一部を冷却して反応器に再導入する第2循環ライン11に加えて、第1循環ライン10を設け、反応生成物の一部を冷却することなく反応器に再導入することによってスルホン化システムの安定性が急激に向上し、安定的かつ高効率を達成することが可能になった。
請求項(抜粋):
スルホン化反応を生じさせるスルホン化反応器と、前記スルホン化反応器にスルホン化原料を供給する原料供給ラインと、前記スルホン化反応器において生成したスルホン化反応生成物を反応器から取り出す反応生成物取り出しラインと、前記反応生成物取り出しラインに接続され、該ライン中の反応生成物の一部を取り出して前記反応器に再び導入する第1循環ラインと、前記反応生成物取り出しラインに接続され、該ライン中の反応生成物の一部を取り出して反応器内の反応温度より低い温度に冷却した後再び前記反応器に導入する第2循環ラインとを備えたことを特徴とするポリマーのスルホン化装置。

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