特許
J-GLOBAL ID:200903025577603187
カメラ監視装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260514
公開番号(公開出願番号):特開平9-107542
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 カメラ監視において、撮影映像からの異常の有無の判定精度を向上する。【解決手段】 正常時の画像である第1の画像と第2の画像とを第1の画像メモリ部4、第2の画像メモリ部5に記憶する。この2画像を基に相関値を演算し(相関演算部6)、誤差補正をして判定基準となる閾値を設定する(閾値設定部7)。次いで、逐次入力される第2の画像各々につき、第1の画像との相関値を演算する。更に、前記閾値と比較し、これが同閾値以下であるか否かを判定する(第1の判定部8)。同閾値以下の画像については変化していると判定する。同閾値以下のときには、第1の画像と第2の画像との差分を求め(差分画像演算部9)、更に、微分処理してエッジ成分を抽出する(エッジ抽出部10)。同エッジ成分が抽出されたときは映像に異常があると判定する(第2の判定部11)。
請求項(抜粋):
異常のない状態下で撮影した背景画像等の第1の画像の記憶と、異常の有無を判定する対象であって逐次入力される第2の画像を更新しつつ記憶する画像メモリ手段と、前記第1の画像と、異常のない状態時の前記第2の画像との相関関係を基に異常の有無の判定基準を設定するとともに、同設定後に入力される第2の画像と前記第1の画像との相関関係のデータを求める判定データ演算手段と、前記判定データ演算手段による判定基準と相関関係のデータとを比較し、同相関関係のデータが同判定基準以下か否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段において前記相関関係のデータが判定基準以下と判定されたときには、同判定の対象となった第2の画像と前記第1の画像とを基に差分画像のエッジ成分を抽出する差分画像エッジ抽出手段と、前記差分画像エッジ抽出手段により抽出した差分画像のエッジ成分と、前記判定データ演算手段により演算した相関関係のデータとを基に第2の画像の異常の有無を判定する第2の判定手段と、前記画像メモリ手段、判定データ演算手段、第1の判定手段、差分画像エッジ抽出手段及び第2の判定手段とを制御する制御手段とで構成し、前記第1の判定手段において前記相関関係のデータが前記判定基準以下と判定され、且つ前記第2の判定手段により差分画像のエッジが抽出されたときには第2のカメラ画像に異常があると判定するようにしたことを特徴とするカメラ監視装置。
FI (2件):
H04N 7/18 K
, H04N 7/18 D
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