特許
J-GLOBAL ID:200903025580868876

ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-104266
公開番号(公開出願番号):特開平10-298873
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 EPDM等の耐熱性ゴムに対しても高い接着力を示し、高品質のゴム補強用ポリエステル繊維を与えるゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法を提供する。【解決手段】 ポリエステル繊維を、レゾルシンとホルムアルデヒドとの初期縮合物及びゴムラテックスを混合し、熟成させた液 (イ) に、2,6-ビス(2′,4′-ジヒドロキシフェニルメチル)-4-クロロフェノール、2,6-ジヒドロキシメチル-4-クロロフェノール及びレゾルシンの高分子量縮合物のアンモニア水溶液 (ロ) 及びカルボキシル化ビニルピリジンラテックス (ハ) を添加、混合して得た接着液で処理し、次いで、熱処理する。この際、ゴムラテックスとして、スチレン・ブタジエン・ビニルピリジン三元共重合体ラテックス(VPラテックス)、ポリブタジエンラテックス(PBラテックス)及びアクリロニトリル・ブタジエンラテックス(NBRラテックス)を特定の割合で配合した混合ゴムラテックスを使用する。
請求項(抜粋):
ポリエステル繊維を、レゾルシンとホルムアルデヒドとの初期縮合物及びゴムラテックスを混合し、熟成させた液 (イ) に、2,6-ビス(2′,4′-ジヒドロキシフェニルメチル)-4-クロロフェノール、2,6-ジヒドロキシメチル-4-クロロフェノール及びレゾルシンの高分子量縮合物のアンモニア水溶液 (ロ) 及びカルボキシル化ビニルピリジンラテックス (ハ) を添加、混合して得た接着液で処理し、次いで、熱処理する方法において、ゴムラテックスとして、下記の混合ゴムラテックスを使用することを特徴とするゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法。混合ゴムラテックス:スチレン・ブタジエン・ビニルピリジン三元共重合体ラテックス(VPラテックス)、ポリブタジエンラテックス(PBラテックス)及びアクリロニトリル・ブタジエンラテックス(NBRラテックス)からなり、VPラテックス/PBラテックス/NBRラテックスの固形分重量比が 100/60〜100 /10〜50である混合ゴムラテックス。
IPC (6件):
D06M 15/693 ,  B60C 9/00 ,  C08K 9/04 ,  C08L 9/10 ,  C09J161/12 ,  D02G 3/48
FI (6件):
D06M 15/693 ,  B60C 9/00 A ,  C08K 9/04 ,  C08L 9/10 ,  C09J161/12 ,  D02G 3/48

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