特許
J-GLOBAL ID:200903025586420850

キャピラリ電気泳動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-164414
公開番号(公開出願番号):特開平7-020090
出願日: 1993年07月02日
公開日(公表日): 1995年01月24日
要約:
【要約】【構成】キャピラリ1の試料導入側の先端を含むキャピラリ1の一定長の部位の温度を制御する機構を備える。キャピラリの試料導入側の先端を含むキャピラリの一定長の部位をバッファ槽6に浸るように構成し、バッファの温度をペルチェ素子13、あるいは温度制御循環ポンプによって制御する。バッファを攪拌子14によって攪拌する。【効果】キャピラリ先端の低塩濃度部位の温度が上昇することを抑え、温度上昇による気泡発生を防止できる。これによって、気泡発生に伴う試料バンドのブロードニングや泳動の中断を防止し、試料の濃縮注入や高電界強度での安定な泳動が可能になる。
請求項(抜粋):
ヌクレオチド,DNA,RNA、アミノ酸,タンパク質,低分子化合物試料の高速分離分析に用いられ、バッファ,ゲル、あるいはセルロース等の高分子溶液で満たしたキャピラリ、前記キャピラリの両端が浸されるバッファリザーバ、該バッファリザーバ中に浸された電極、前記電極に高電圧を印加する電源、前記試料の注入に用いられるサンプルリザーバ、前記キャピラリの一定位置を照射し得る光源、前記光源によって照射された位置からの吸収光あるいは蛍光を検出する検出器,検出光の信号処理部を備えたキャピラリ電気泳動装置において、前記キャピラリの試料導入側の先端を含むキャピラリの一定長の部位の温度を制御する機構を備えたことを特徴とするキャピラリ電気泳動装置。

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