特許
J-GLOBAL ID:200903025595546565

車両用ディスクブレーキの分割型キャリパボディ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035329
公開番号(公開出願番号):特開平10-231870
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 分割型キャリパボディに対向4ポットを採用しながら、制動反力を起因とする液圧損失を極力抑制する。ピストンのノックバックや初期制動の立ち遅れを防ぐ。ブレーキ操作子の余分な遊びストロークをなくす。ブレーキ操作子に、剛性感のある操作フィーリングを得る。【解決手段】 ディスク回入側と中間部の連結ボルト6a,6cのボルト間ピッチP1が、中間部とディスク回出側の連結ボルト6c,6bのボルト間ピッチP2よりも長い場合に、ディスク回入側にディスク回出側のピストン10よりも小径のピストン9を用いる。2つのブレーキ系統の液通路13b,14bを、中間部の接合面3hに連結ボルト6cを挟んで設ける。
請求項(抜粋):
キャリパボディが、ディスクロータの外側を跨ぐブリッジ部から一対の分割ピースに分断され、両分割ピースのディスク回入側とディスク回出側及び中間部とに分けられた3つの接合面に、それぞれ連結ボルトをディスク軸方向に挿通して、前記一対の分割ピースを一体に連結する分割型であって、前記ディスクロータの両側部に対向配置される双方の分割ピースの作用部に4個のシリンダ孔を対向して設け、該シリンダ孔のそれぞれにピストンを液密且つ移動可能に内挿して、各ピストンとシリンダ孔の底壁との間にそれぞれ液圧室を画成し、前記ディスク回入側及びディスク回出側のいずれか一方の接合面と前記中間部の接合面のボルト間ピッチを、他方の接合面と中間部の接合面のボルト間ピッチよりも長く設定した車両用ディスクブレーキの分割型キャリパボディにおいて、前記ボルト間ピッチの長い一方の接合面側で対向する一対のピストンを、他方の接合面側で対向する他の一対のピストンよりも小径に形成したことを特徴とする車両用ディスクブレーキの分割型キャリパボディ。
IPC (2件):
F16D 65/02 ,  F16D 55/228
FI (2件):
F16D 65/02 B ,  F16D 55/228
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-295032
  • 特公昭47-005164

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