特許
J-GLOBAL ID:200903025603781870

測角レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-187629
公開番号(公開出願番号):特開平6-003444
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 フェイズドアレーアンテナを用いる測角レーダにおいて、4方向の受信ビームで受信された信号の和および差をアナログ信号の段階で求めず、且つ1系統の受信部で4方向の受信ビームの受信データの増幅処理を行うこと。【構成】 レーダ制御部5は、データ処理部4からの追尾ビーム情報を受けて送信ビーム方向を指定するとともに、送信ビーム方向を中心として方位方向の左右および高低方向の上下に所定の角度だけオフセットした受信ビーム方向を設定し、送信パルスの1周期毎に順次1方向ずつの受信ビーム方向を指定し、これを受けてビーム制御部7はフェイズドアレーアンテナの送受信ビーム方向を制御し、各方向の受信ビームで受信された受信データは受信部2、信号処理部3を経て入力バッファ8に4回の送信に対応する4方向分の受信データが格納され、この4方向の受信データに基づいて測角計算処理部9で測角計算を行い角度情報を伴った目標データをデータ処理部4へ送る。データ処理部は目標の捕捉および追尾処理を行った後、追尾ビーム情報をレーダ制御部5へ送る。
請求項(抜粋):
フェイズドアレーアンテナと; ビーム方向を指定するビーム角情報に基づいてフェイズドアレーアンテナの送受信ビーム方向を指定された角度に向けるようフェイズドアレーアンテナの位相制御を行うビーム制御部と;送信ビーム方向を決定する追尾ビーム情報を受けて、送信ビーム方向を指定するとともに、該送信ビーム方向を中心に方位(AZ)方向の左右および高低(EL)方向の上下に所定の角度だけオフセットした4つの方向に送信パルスの1周期毎に順次1方向ずつの受信ビーム方向をも指定するビーム角情報をビーム制御部へ送出するレーダ制御部と; 前記4つの受信ビームで順次受信された4周期分の受信データを記憶するバッファメモリと; バッファメモリから4受信ビームの受信データを受けて目標の角度を算出し角度データを付加した目標データを出力する測角計算処理部と; 測角計算処理部からの角度データ付目標データを受けて、目標の捕捉および追尾処理を行った後、追尾ビーム情報を前記レーダ制御部へ送出するデータ処理部と; を具備することを特徴とする測角レーダ装置。
IPC (3件):
G01S 13/44 ,  G01S 7/02 ,  G01S 13/68

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