特許
J-GLOBAL ID:200903025606532251

検出装置を駆動するアクチュエータ用スラスト軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-511825
公開番号(公開出願番号):特表平8-512121
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】ハウジング内のアクチュエータのボールスクリューを保持し、制御装置の位置検出器を駆動するためのスラスト軸受組立体を提供する。スラスト軸受組立体は、平行な第一内部レース表面及び第二内レース面及び第一外レース面及び第二外レース面を有する環状の半径方向の突出部を備えた円筒形本体を有する。歯が、半径方向の突出部の周面にある。第一ころ軸受及び第二ころ軸受及びこれらに関する第一外レース及び第二外レースが、前記円筒形本体に置かれる。ハウジングに取り付けられた位置決め板が、第二外レースをハウジングの方へ付勢し、第二ころ軸受を第二内レース及び第一内レースと係合させ、第一内レースを第一ころ軸受及び第一外レースと係合させ、ハウジング内のボールスクリューの位置を固定する。ボールスクリューは、駆動歯車から回転トルクを受け、ハウジング内の変換ボールナットを位置決めする。ボールスクリューの回転は、対応して、円筒形本体を回転させ、従って、周面の歯が、検出器にハウジング内のボールナットの位置を指示する信号を与える。
請求項(抜粋):
スラスト軸受組立体によってハウジングのボア内に支持されたボールスクリューを備えたアクチュエータを有し、前記ボールスクリューは、駆動連結部からの回転運動をボールナットの直線運動に変換し、出力部材に直線運動を与える制御装置において、前記スラスト軸受組立体は、 第一端部及び第二端部から延びる軸線方向のボアを備えた円筒形本体を有し、前記円筒形本体は、周面に歯を及びそれぞれ、前記第一端部及び第二端部に隣接した第一内レース面及び第二内レース面を備えた、半径方向の環状の突出部を有し、さらに、 前記円筒形本体の前記第一端部を前記ボールスクリューに連結するための固定手段と、 前記円筒形本体に置かれ、前記第一内レース面に係合するように位置決めされた第一ころ軸受と、 前記ハウジング内に置かれ、第一外レース面を有する第一の板と、 前記円筒形本体に置かれ、前記第二内レース面に係合するように位置決めされる第二ころ軸受と、 前記ハウジング内に置かれ、第一外レース面を有する第二の板と、 前記ハウジングに取り付けられ、前記ハウジング内の前記円筒形本体の軸線方向の位置を固定するために、前記第一ころ軸受及び前記第二ころ軸受を押して、前記第一内レース面及び前記第二内レース面及び前記第一外レース面及び前記第二外レース面と係合させるための、前記第二の板に係合する位置決め板とを有し、前記円筒形本体の前記周面の前記歯は、前記ボールスクリューで回転され、検出器に前記ハウジングに関する前記出力部材の位置に対応する信号を与える、制御装置。

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