特許
J-GLOBAL ID:200903025606831720

反射防止性偏光板、その製造方法、およびそれを用いた画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛 ,  濱田 百合子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-145981
公開番号(公開出願番号):特開2005-326713
出願日: 2004年05月17日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】 表示する環境が変わっても面内の色味が均質でニュートラル性が良好で、耐久性にすぐれ、外光の写り込みのない偏光板、およびそれを用いた画像表示装置の提供。【解決手段】 ポリビニルアルコール系フィルムから形成された偏光膜の両側に、保護フィルムとしてセルロースアシレートフィルムが設けられ、かつ一方の側のセルロースアシレートフィルム上に多層構造の反射防止膜が塗設されてなる偏光板であって、該セルロースアシレートフィルムの特定のレターデーション値ReおよびRthが特定の湿度依存性範囲であることを特徴とする反射防止性偏光板。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ポリビニルアルコール系フィルムから形成された偏光膜の両側に、保護フィルムとしてセルロースアシレートフィルムが設けられ、且つ一方の側のセルロースアシレートフィルム上に多層構造の反射防止膜が塗設されてなる長尺の偏光板であって、少なくとも反射防止膜が塗設されたセルロースアシレートフィルムの、下記数式(1)および(2)で定義されるReおよびRthが、それぞれ下記数式(3)および(4)を充足することを特徴とする反射防止性偏光板。 数式(1):Re=(nx-ny)×d 数式(2):Rth={(nx+ny)/2-nz}×d 数式(3):Reλ80/Reλ10≧0.65 数式(4):Rthλ80/Rthλ10≧0.65 [式中、Reはフィルムの正面レターデーション値(単位:nm)、Rthはフィルムの膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)である。またnxはフィルム面内の遅相軸方向の屈折率であり、nyはフィルム面内の進相軸方向の屈折率であり、nzはフィルムの厚み方向の屈折率であり、dはフィルムの厚さである。さらにReλ10は、波長λにおける25°C、10%RHでの正面レターデーション値(単位:nm)、Reλ80は波長λにおける25°C、80%RHでの正面レターデーション値(単位:nm)、Rthλ10は波長λにおける25°C、10%RHでの膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)、Rthλ80は波長λにおける25°C、80%RHでの膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)である。]
IPC (3件):
G02B5/30 ,  G02B1/11 ,  G02F1/1335
FI (4件):
G02B5/30 ,  G02F1/1335 ,  G02F1/1335 510 ,  G02B1/10 A
Fターム (40件):
2H049BA02 ,  2H049BB33 ,  2H049BB43 ,  2H049BB65 ,  2H049BC22 ,  2H091FA08X ,  2H091FA08Z ,  2H091FA11X ,  2H091FA11Z ,  2H091FA31X ,  2H091FA31Z ,  2H091FA37X ,  2H091FA37Z ,  2H091FB02 ,  2H091FB06 ,  2H091FB11 ,  2H091FC07 ,  2H091FC23 ,  2H091FD06 ,  2H091FD07 ,  2H091FD15 ,  2H091GA06 ,  2H091GA16 ,  2H091GA17 ,  2H091HA06 ,  2H091HA07 ,  2H091HA09 ,  2H091HA10 ,  2H091KA01 ,  2H091KA02 ,  2H091KA10 ,  2H091LA04 ,  2H091LA06 ,  2H091LA16 ,  2H091LA17 ,  2K009AA02 ,  2K009BB28 ,  2K009CC03 ,  2K009CC09 ,  2K009CC14
引用特許:
出願人引用 (4件)
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