特許
J-GLOBAL ID:200903025611563394

固定化リパーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大野 克躬 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-262979
公開番号(公開出願番号):特開平7-087974
出願日: 1993年09月27日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 有機溶剤中でのエステル結合の分解,合成および交換反応に優れた触媒作用をおこなうことのできる固定化リパーゼを得る。【構成】 低分子量キトサンを酸性水溶液に溶解し、該溶解液を塩基性溶液中に落下せしめて得た再生粒状多孔質キトサン担体に対し、脂肪族ポリアルコールのグリシジルエーテルをキトサンのピラノース環残基1モル当たり0.01〜0.4モル,総炭素数6〜20の高級脂肪酸をキトサンのピラノース環残基1モル当たり0.05〜1モル導入し、かつリパーゼが共有結合で固定化されている固定化リパーゼで、該固定化リパーゼの乾燥重量当たりの脂質分解発現活性が0.01〜2u/mgであるところの固定化リパーゼ。
請求項(抜粋):
再生粒状多孔質キトサン担体に、脂肪族ポリアルコールのグリシジルエーテルがキトサンのピラノース環残基1モル当たり0.01〜0.4モル、総炭素数6〜20の高級脂肪酸の酸ハロゲン化物もしくは酸無水物がキトサンのピラノース環残基1モル当たり0.05〜1モル導入され、かつリパーゼが共有結合で固定化されている固定化リパーゼであり、該固定化リパーゼの乾燥重量当たりの脂質分解発現活性が0.01〜2u/mgであることを特徴とする固定化リパーゼ。(但し、乾燥固定化リパーゼの脂質分解発現活性は、300mMのモノラウリンと2%の水を含むアセトン溶液を基質溶液とし、37°Cで15分間リパーゼを反応させたときに、1分間に1μmolのグリセロールを生成するとき1uと定義する。)

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