特許
J-GLOBAL ID:200903025618235112

リン酸カルシウムコーティングアルミナ系複合材料及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院名古屋工業技術研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-419248
公開番号(公開出願番号):特開平6-092760
出願日: 1990年12月12日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】[目的]本発明は、アルミナ系材料上に緻密なβ-リン酸三カルシウム膜を生成させる新しいコーティング技術である。[内容]アルミナ及びアルミナ-ジルコニア複合材料表面にメタリン酸カルシウムのスラリーを塗布し、熱処理することで表面に融着させる。その上に、メタリン酸カルシウムとリン酸四カルシウムを適当量、混合したスラリーを塗布し、加熱反応させて対象のセラミックス表面にβ-リン酸三カルシウムを生成させる。本発明では、β-TCPのα相への相変態が抑制されるので1300°Cを越える温度での熱処理が可能となりより緻密なコーティング膜を形成することができる。また、高価な専用の機械を必要としないため製品の製造においてランニングコストダウンを果たすことができる。
請求項(抜粋):
コーティング対象セラミックス表面に、メタリン酸カルシウム(CaP2O6)を塗布し、950°C以上で熱処理することによって表面に融着させ、その上にメタリン酸カルシウムとリン酸四カルシウム(Ca4(PO4)2O)を適当量、混合したスラリーを塗布し、焼成させる、従来より高温で熱処理することにより、より緻密な被覆膜を生成するβ-リン酸三カルシウムセラミックスのコーティング技術。
IPC (4件):
C04B 41/87 ,  A61F 2/28 ,  A61L 27/00 ,  C04B 41/89
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特願平2-030915
    出願番号:特願平2-030915  

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