特許
J-GLOBAL ID:200903025629939235

注入比調整ポンプのための制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-513509
公開番号(公開出願番号):特表平8-505680
出願日: 1994年11月07日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】変位空間の体積の強制的変化を伴う吸入絞りの原理によって作動する少なくとも1つの変位室を有し、特にディーゼル機関の共同(コモンレール)噴射方式に用いられる可変容量ポンプのための制御装置が提案された。この制御装置は、可変容量ポンプを、キャビテーションの系への悪影響をなくして高い動力学性能で精密に制御することを可能にする。上記ポンプの真空側に、差圧で作動する少なくとも1つの2ポート絞り弁(21,21a,21b;134;51,53,54;81;103)を設ける。この型式の2ポート弁または上記ポンプ全体を、複数の変位室の組に適用でき、これと択一的に、この型式の弁を、個々の変位室の上流側に設けることができる。上記2ポート絞り弁の差圧の制御は、この弁の供給側に設けられ,絞り弁または流量調整弁として設計された調整装置(27,150)を介して行なわれる。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの変位空間を有する注入比調整ポンプのための制御装置であって、上記変位空間は、単一または複数の変位空間(15;129a-d)の体積の強制的変化を伴う吸入絞りの原理によって作動し、かつ通常は大気圧であるガス圧力(P1)が加わる自由表面を有する液体タンク(1)から、導管(33)を経て、適切ならば液圧系(7)を介して圧送すべき液体(2)を受けるものにおいて、 低圧側で、かつ上記ポンプの上流側、上記ポンプの単一または複数の上記変位空間の上流側、上記ポンプの複数の変位空間の単一組または複数組の上流側のいずれかに、圧力差で作動する少なくとも1つの2ポート絞り弁(21,21a,21b;134a-d;51-54;81;103)が設けられ、この2ポート絞り弁の開口断面積は、有効面を押圧する圧力(P3,P3a,P3b;P10)によって、注入比を調整すべく制御できるようになっていることを特徴とする注入比調整ポンプのための制御装置。
IPC (3件):
F02M 59/44 ,  F02M 47/00 ,  F04B 49/00 321
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-117158
  • 特開昭64-087868
  • 特開昭58-013202

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