特許
J-GLOBAL ID:200903025634298108

ファイル暗号方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-314466
公開番号(公開出願番号):特開平7-140896
出願日: 1993年11月19日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】ファイルを作成したアプリケーションプログラムの種類に依らず、記憶装置に書き込むファイルを適切に暗号化する。【構成】まず、アプリケーションプログラムが使用するメモリ上のデータ領域とディスクバッファとの間でデータのやり取りを行なうことができる最も小さなデータサイズに、平文ファイル100をn分割し、n個の平文ブロック101、102、103を生成する。次に、このn個の平文ブロック101、102、103を、ユーザ鍵104でそれぞれ別々に暗号化し、n個の暗号文ブロック105、106、107を生成する。最後に、生成されたn個の暗号文ブロック105、106、107を連結して、暗号文ファイル108を得る。【効果】アプリケーションプログラムが、ファイルに対して、上書き等の部分的操作が可能な最も小さなデータサイズ毎に平文ファイルを暗号化するので、アプリケーションプログラムでどのような操作が行なわれようとも、いつでも元の平文ファイルに正しく復元することができる。
請求項(抜粋):
与えられた平文ファイルを、与えられたユーザ鍵で暗号化し、得られた暗号文ファイルを記憶装置に記憶するとともに、外部からのファイルアクセス指示に応じて該記憶装置にアクセスするファイル暗号方法であって、与えられた平文ファイルの書き込みの手順が、書き込みを指示された平文ファイルを、外部からファイルアクセスを指示される際の最も小さなデータサイズまたはそれより小さなデータサイズを単位として分割し、複数個の平文ブロックを生成するステップと、与えられたユーザ鍵を用いて、該複数個の平文ブロックをそれぞれ別々に暗号化し、複数個の暗号文ブロックを生成するステップと、該複数個の暗号文ブロックを連結して暗号文ファイルを生成するステップと、該暗号文ファイルを前記記憶装置に書き込むステップとを備えたことを特徴とするファイル暗号方法。
IPC (2件):
G09C 1/00 ,  G06F 12/14 320

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