特許
J-GLOBAL ID:200903025636145090

電子楽器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-321462
公開番号(公開出願番号):特開平8-234745
出願日: 1983年08月22日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 音量が大きいときのエンベロープのS/N比を劣化せず、アナログ処理による制御をデイジタル化する。【解決手段】 エンベロープ発生回路4Bは、エンベロープクロツク発生回路からのエンベロープクロツクをカウントするエンベロープカウンタを有し、エンベロープクロツク発生回路から発生するエンベロープクロツクは、音量制御信号A1 〜A4 に基づき基本クロツクを間引いたクロツクであり、音量が小さいときには、基本クロツクがそのままエンベロープカウンタでカウントされ、音量が大きいとき、基本クロツクは最も間引かれてその周期は16倍にもなる。音量が小さいときは、エンベロープの立上り又は立下りの時間が短くなり、逆に音量が大きくなるにつれてその時間は長くなる。こうして生成されたエンベロープを表すエンベロープカウンタの出力はアナログ信号に変換され、音量制御信号に対応して増幅することにより音量制御する。
請求項(抜粋):
デイジタル楽音波形を発生するデイジタル楽音波形発生手段と、発生楽音の音量を設定する音量設定手段と、上記デイジタル楽音波形発生手段から発生する上記デイジタル楽音波形に対してエンベロープ制御するための所定ビツトのデイジタルエンベロープ信号を、上記音量設定手段にて設定される音量に関係無く上記所定ビツトで表現し得る最大の振幅差をもって発生するデイジタルエンベロープ信号発生手段と、上記デイジタル楽音波形発生手段からの上記デイジタル楽音波形に対し上記デイジタルエンベロープ信号発生手段からの上記デイジタルエンベロープ信号を付与してエンベロープ制御されたデイジタル楽音信号を得るエンベロープ付与手段と、上記音量設定手段の設定に基づき上記エンベロープ付与手段から供給される上記エンベロープ制御されたデイジタル楽音信号に対応するアナログ楽音信号のレベルを可変して音量制御する音量可変手段と、上記音量設定手段にて設定される音量に応じて、上記デイジタルエンベロープ信号の有する最大の振幅差を維持しつつ当該デイジタルエンベロープ信号の立上りまたは立下りの傾きを変更することによりエンベロープ形状を可変制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする電子楽器。

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