特許
J-GLOBAL ID:200903025643537611

三重効用吸収冷温水機の暖房運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩出 真一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-019549
公開番号(公開出願番号):特開2003-222424
出願日: 2002年01月29日
公開日(公表日): 2003年08月08日
要約:
【要約】【課題】 三重効用吸収冷温水機の暖房運転を制御して伝熱管の腐食を防止する。【解決手段】 高温熱交換器と低温熱交換器との間の加熱側の吸収液配管156に、吸収液を蒸発器89に導入するための蒸発器用吸収液供給管158を接続し、該蒸発器用吸収液供給管に第2弁152を、吸収器への帰還吸収液管160に第3弁153を、排ガス熱交換器用吸収液供給管162に第4弁154を設けるとともに、該第4弁154にバイパス管164を接続した三重効用吸収冷温水機において、排ガス温度センサ124で検知される排ガス温度がドレン発生温度以下にならないように、第2弁、第3弁及び第4弁の少なくともいずれかを単独に又は同時に制御し、かつ、蒸発器の冷媒ポンプ90を発停制御して排ガス熱交換器120内での凝縮水の発生を防止する。
請求項(抜粋):
貫流方式ボイラ又は貫流方式ボイラと同等の構造を持つボイラを高温再生器として、このボイラと吸収冷凍機とを一体化した三重効用吸収冷温水機で、高温再生器、中温再生器、低温再生器、凝縮器、吸収器、蒸発器、熱交換器類、溶液ポンプ、冷媒ポンプ、冷暖切替弁及び排ガス熱交換器を有し、吸収器の吸収液を低温再生器から中温再生器へ、ついで高温再生器へ導くリバースフロー式の三重効用吸収冷温水機であって、冷温水温度センサから負荷側の温度変化を検出し、その温度変化を運転制御・安全制御用運転盤からの制御信号によりボイラに供給される燃料を増減し、燃焼装置の燃焼量を増減してボイラの効率的な運転を行い、同時に吸収冷凍機の各吸収液ポンプを運転して、水の含有割合の異なる吸収液を安定的に供給して連続運転が可能となる液の循環流動用配管を有し、低温再生器から上位の再生器に液を供給する吸収液ポンプに流入する吸収液の一部を分岐して戻り配管にバイパスする配管を有し、同時に中温再生器から水・吸収液供給ポンプに流入する液の一部を分岐して戻り配管にバイパスする配管を有して、水・吸収液の供給量を調整して、ポンプに掛かる動力負荷を調整して、省エネルギと安定した連続運転ができるようにし、高温再生器の排ガス通路に排ガス熱交換器を設け、この排ガス熱交換器に、低温再生器から中温再生器に液を供給する吸収液ポンプからの液の一部を排ガス熱交換器用吸収液供給管を介し導入して排ガスで加熱するようにし、この排ガス熱交換器の出口の排ガス通路に排ガス温度センサを設け、この排ガス温度センサと前記運転制御・安全制御用運転盤とを連動接続し、さらに、高温熱交換器と低温熱交換器との間の加熱側の吸収液配管に、吸収液を蒸発器に導入するための蒸発器用吸収液供給管を接続し、該蒸発器用吸収液供給管に第2弁を、吸収器への帰還吸収液管に第3弁を、前記排ガス熱交換器用吸収液供給管に第4弁を設けるとともに、該第4弁にバイパス管を接続した三重効用吸収冷温水機において、排ガス温度センサで検知される排ガス温度がドレン発生温度以下にならないように、第2弁、第3弁及び第4弁の少なくともいずれかを単独に又は同時に制御し、かつ、蒸発器の冷媒ポンプを発停制御して排ガス熱交換器内での凝縮水の発生を防止することを特徴とする三重効用吸収冷温水機の暖房運転制御方法。
IPC (4件):
F25B 15/00 102 ,  F25B 15/00 303 ,  F25B 15/00 ,  F25B 15/00 306
FI (5件):
F25B 15/00 102 ,  F25B 15/00 303 A ,  F25B 15/00 303 B ,  F25B 15/00 306 N ,  F25B 15/00 306 U
Fターム (24件):
3L093AA05 ,  3L093BB16 ,  3L093BB22 ,  3L093BB37 ,  3L093BB42 ,  3L093BB47 ,  3L093BB48 ,  3L093CC00 ,  3L093DD10 ,  3L093EE01 ,  3L093EE11 ,  3L093EE17 ,  3L093EE24 ,  3L093GG02 ,  3L093GG04 ,  3L093HH01 ,  3L093HH08 ,  3L093HH12 ,  3L093HH15 ,  3L093JJ04 ,  3L093JJ06 ,  3L093KK01 ,  3L093KK03 ,  3L093KK07

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