特許
J-GLOBAL ID:200903025650159088

圧力制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120229
公開番号(公開出願番号):特開平10-299925
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 弁体と弁座との間から燃料が漏れるのを防止するとともに、弁体のリフト、着座移動を円滑に行わせることができ、しかも所望の大きさの緩衝作用が得られるようにする。【解決手段】 ハウジングHの開口部側の端部に雌ねじ部Hbを形成し、この雌ねじ部Hbに弁本体の雄ねじ部31を螺合させる。そして、弁本体10のフランジ部32をハウジングHの上面Hcに突き当てることにより、弁本体10をハウジングHに固定する。雄ねじ部31の下側で弁本体10の内部には、弁座23およびこれに続くガイド孔24を形成する。弁本体10の内部には、弁座23に着座離間する弁体50を設ける。この弁体50には、ガイド孔24に摺動自在に嵌合するガイド部55を設ける。ガイド孔24の下端開口部を遮蔽板25で遮蔽する。遮蔽板25には、オリフィス25aを形成する。
請求項(抜粋):
ハウジングに固定機構によって固定され、内部に、一端部と他端部とが燃料の高圧側と低圧側とにそれぞれ接続された通路、およびこの通路を高圧側と低圧側とに区分する弁座が形成された弁本体と、この弁本体の内部に設けられ、上記弁座に対して着座離間することによって上記通路の高圧側と低圧側とを遮断、連通させる弁体とを備え、上記弁本体の上記弁座より一端側の内部には、上記弁座側から上記弁本体の一端面まで延びるガイド孔が形成され、上記弁体には、上記ガイド孔に摺動自在に嵌合してその開口部側の端部にダンパ室を区画するガイド部が形成された圧力制御弁において、上記弁本体を上記ハウジングに固定するための固定力が上記弁座および上記ガイド孔より弁本体の他端側においてのみ作用するよう、上記固定機構を上記弁座より上記弁本体の他端側に配置し、上記弁本体の一端部を上記ハウジングから離間させるとともに、当該一端部に上記ガイド孔を密閉する遮蔽部材を設けたことを特徴とする圧力制御弁。

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