特許
J-GLOBAL ID:200903025652930040

ねじスタッドに使用するためのナット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-010538
公開番号(公開出願番号):特開平5-280522
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 構造が簡単で製造容易であり、廉価に製造できるが十分な効果を達成できる、溶接ねじスタッドに使用するためのプラスチックナットを提供する。【構成】 内方に向かって先細に傾斜する導入部9を有し導入部9から延びる滑らかな孔を備える。この導入部9には、ナット6の孔の直径より小さな直径の管状凹部11が複数個、互いに平行で間隔をもって、かつナット6の孔の軸線に対して対称となる位置に形成される。管状凹部11の軸線は、管状凹部11の直径とナット6の孔の直径の和より小さく、かつナット6の孔の直径より大きい距離だけナット6の孔の軸線から離れて位置している。管状凹部11の各々の壁とナット6の孔の壁との交差部が切断刃を形成しており、互いに隣接する管状凹部11は互いに連結凹部15により連結される。これによって、ナット6をスタッド4にねじ込む際に剥がされた被覆材料が凹部に受容される。
請求項(抜粋):
内方に向かって先細に傾斜する導入部を有し該導入部から延びる滑らかな孔を備えた、ねじスタッドに使用するためのナットにおいて、前記導入部に、前記孔(8)の直径より小さな管状凹部(11)が複数個、互いに平行で間隔をもって、かつ前記孔(8)の軸線(12)に対して対称となる位置に形成され、前記管状凹部(11)の軸線は、前記管状凹部(11)の直径と前記孔(8)の直径の和より小さく、かつ前記孔(8)の直径より大きい距離だけ前記孔(8)の前記軸線(12)から離れて位置しており、前記管状凹部(11)の各々の壁と前記孔(8)の壁との交差部が切断刃を形成しており、互いに隣接する前記管状凹部(11)は互いに連結凹部により連結され、ナット(6)をスタッドにねじ込む際に剥がされた被覆材料が前記凹部に受け取られるようになったことを特徴とする、ねじスタッドに使用するためのナット。

前のページに戻る