特許
J-GLOBAL ID:200903025666362886

電子制御装置の通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-126726
公開番号(公開出願番号):特開2000-322113
出願日: 1999年05月07日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】主制御装置側で受信タイミングを定め、もし、受信タイミングになった段階で、即座に、副制御装置から送信されたデータを受信データ格納用RAMに取り込む処理を行うと、副制御装置から送信されたデータが主制御装置に未着信の状態で取り込み処理を行う可能性があり、受信データ格納用RAMが一周期前の値のまま更新されないことが起こり得る。【解決手段】主制御装置-副制御装置間の通信時間と副制御装置の処理時間の和が許容範囲内であれば、副制御装置による演算結果を必ず所望のタイミングで制御対象機器への出力に反映させる電子制御装置の通信方法を提供する。
請求項(抜粋):
制御対象機器を制御するために一定周期で制御演算を行う主制御装置と副制御装置を有する電子制御装置であって、前記主制御装置は、前記副制御装置に送信するデータを演算する一次演算手段と、このデータを前記副制御装置に送信する送信手段と、前記副制御装置が行う後記二次演算手段による演算結果データを受信する受信手段と、この演算結果データを参照し更に演算を行う三次演算手段とを有し、前記副制御装置は、前記主制御装置により送信されたデータを受信する受信手段と、このデータを参照し演算を行う二次演算手段と、この演算手段の実行により得られたデータを前記主制御装置に送信する送信手段と、を有する電子制御装置において、前記主制御装置が前記副制御装置に前記一次演算手段による結果データを送信するときには周期毎に値が変化する送信識別子を同時に送信し、かつ、前記副制御装置が前記主制御装置に前記二次演算手段による結果データを送信するときには前記送信識別子の値と同値の受信識別子を同時に送信することを特徴とし、また、前記主制御装置が一周期時間内において制御演算を行っていない空き時間を計測する計測手段を有し、一周期前における前記空き時間から所定値を差し引いた受信待ち時間上限値以内は、前記送信識別子の値と前記受信識別子の値が一致した同期データを受信するまでは、前記主制御装置は前記三次演算手段を実行せず、前記受信待ち時間上限値が経過する又は前記同期データを受信した後に、前記三次演算手段を実行することを特徴とする電子制御装置の通信方法。
IPC (2件):
G05B 19/05 ,  H04L 29/08
FI (2件):
G05B 19/05 F ,  H04L 13/00 307 Z
Fターム (26件):
5H220BB09 ,  5H220CC03 ,  5H220CX01 ,  5H220EE07 ,  5H220JJ16 ,  5H220JJ26 ,  5H220JJ29 ,  5H220KK01 ,  5H220LL01 ,  5K034AA06 ,  5K034AA13 ,  5K034AA20 ,  5K034CC06 ,  5K034CC07 ,  5K034DD01 ,  5K034FF02 ,  5K034HH01 ,  5K034HH02 ,  5K034HH08 ,  5K034HH12 ,  5K034HH15 ,  5K034HH26 ,  5K034HH65 ,  5K034MM18 ,  5K034NN25 ,  5K034NN26

前のページに戻る