特許
J-GLOBAL ID:200903025669056786

船舶の減揺制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321962
公開番号(公開出願番号):特開平6-166396
出願日: 1992年12月01日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 ピッチングおよびローリングの2つの制御要因に基づいて同時に複数のフィンを個別的に制御し、効率よく船体の揺動を抑制する。【構成】 船体のピッチ角およびロール角の変動を抑制するための複数のフィンを備える船舶の減揺制御装置において、船体のピッチ角を抑制するために必要な第1回転力を演算するピッチ制御手段と、船体のロール角を抑制するために必要な第2回転力を演算するロール制御手段と、前記ピッチ制御手段から出力される第1回転力と、前記ロール制御手段から出力される第2回転力信号とを入力して、これらの回転力を同時に実現するために各フィンが発生すべきフィン揚力の配分を演算する揚力配分演算手段と、揚力配分演算手段から出力される揚力設定値に基づいてフィンの迎角を演算に算出するフィン角度演算手段と、フィン角度演算手段から出力されるフィン角度信号に応答して、各フィンの迎角を変化させる駆動手段とを設ける。
請求項(抜粋):
船体のピッチ角およびロール角の変動を抑制するための複数のフィンを備える船舶の減揺制御装置において、船舶のピッチ角を検出するピッチ角検出手段と、ピッチ角検出手段から出力されるピッチ角信号を入力し、船体のピッチ角を抑制するために必要な第1回転力を演算するピッチ制御手段と、船体のロール角を検出するロール角検出手段と、ロール角検出手段から出力されるロール角信号を入力し、船体のロール角を抑制するために必要な第2回転力を演算するロール制御手段と、前記ピッチ制御手段から出力される第1回転力信号と、前記ロール制御手段から出力される第2回転力信号とを入力して、第1および第2回転力を同時に実現するために各フィンが発生すべきフィン揚力の配分を演算する揚力配分演算手段と、揚力配分演算手段から出力される揚力信号に基づいて、その揚力信号に相当する揚力を発生するために必要な各フィンの迎角を個別に演算するフィン角度演算手段と、フィン角度演算手段から出力されるフィン角度信号に応答して、各フィンの迎角を変化させる駆動手段とを含むことを特徴とする船舶の減揺制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-080795
  • 特開昭46-003678

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