特許
J-GLOBAL ID:200903025670020140

耐熱性繊維構造体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-349290
公開番号(公開出願番号):特開平6-200461
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 優れた耐熱耐久性を付与することで、熱可塑性エラストマ-を接着成分とした優れたクッション性、優れた耐へたり性、及び着座時蒸れ難く座り心地の良い繊維構造体特有のクッション材機能を維持し、リサイクルが可能な耐熱性繊維構造体を提供する。【構成】 ガラス転移点温度が65°C以上の非弾性捲縮短繊維をマトリックスとし、密度が0.005〜0.10g/cm3 である繊維構造体において、該非弾性短繊維を構成するポリマ-の融点より40°C以上低い融点を有するソフトセグメント当たり抗酸化剤を1〜10重量%含有した熱可塑性エラストマーを熱接着成分とした複合繊維により、該複合繊維と非弾性短繊維との接触部分は、熱融着により接着されている部分が散在していることを特徴とする繊維構造体。
請求項(抜粋):
非弾性捲縮繊維(A)と弾性複合繊維(B)が混合されてなる繊維構造体であり、非弾性捲縮繊維(A)と弾性複合繊維(B)とが交叉した接触部分が熱融着され、交叉熱融着点が散在しており、密度が0.005〜0.10g/cm3 であり、上記非弾性捲縮繊維(A)はガラス転移温度が65°C以上の熱可塑性ポリマーからなり、弾性複合繊維(B)は熱可塑性エラストマーと非エラストマーよりなり、上記熱可塑性エラストマーは、ソフトセグメントとハードセグメントからなり、全ソフトセグメントに対して抗酸化剤が1〜10重量%含有されており、融点が非弾性捲縮短繊維を構成するポリマーの融点より40°C以上低いことを特徴とする耐熱性繊維構造体。
IPC (6件):
D04H 1/54 ,  B68G 5/00 ,  D01F 6/62 302 ,  D01F 6/86 301 ,  D01F 8/14 ,  D04H 1/42
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-225376
  • 特開昭59-223301

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