特許
J-GLOBAL ID:200903025671959106

ヘリコプタ用飛行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-067527
公開番号(公開出願番号):特開2000-264296
出願日: 1999年03月12日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 現用機の機械式操縦伝達機構への適用が容易で、操縦伝達機構の特性や性能を格段に向上できるヘリコプタ用飛行制御装置を提供する。【解決手段】 ヘリコプタ用飛行制御装置は、パイロットが操縦するための操縦部10と、空力学的な操舵力を発生するための操舵機構14と、操縦部10の操縦量Maを操舵機構14へ機械的に伝達して、操舵機構14を駆動するためのリンク機構12と、操縦部10の操縦量Maを検出して操縦信号Saを出力する操縦量センサ30と、操縦信号Saに基づいてヘリコプタの飛行制御則を演算して、操舵機構14の駆動信号Sbを出力する飛行制御則演算部32と、駆動信号Sbから操縦信号Saを引算して、差分信号Scを出力する差分演算部33と、リンク機構12で伝達される操縦量Maに、差分信号Scに対応した差分量Mcを加算するための精密サーボアクチュエータ部20などで構成される。
請求項(抜粋):
パイロットが操縦するための操縦部と、空力学的な操舵力を発生するための操舵機構と、操縦部の操縦量Maを操舵機構へ機械的に伝達して、操舵機構を駆動するための操縦伝達機構と、操縦部の操縦量Maを検出して操縦信号Saを出力する操縦量センサと、操縦信号Saに基づいてヘリコプタの飛行制御則を演算して、操舵機構の駆動信号Sbを出力する飛行制御則演算部と、駆動信号Sbから操縦信号Saを引算して、差分信号Scを出力する差分演算部と、操縦伝達機構で伝達される操縦量Maに、差分信号Scに対応した差分量Mcを加算するためのサーボアクチュエータ部とを備えることによって機械的操縦機構に重畳してフルオーソリティ飛行制御を可能としたことを特徴とするヘリコプタ用飛行制御装置。

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