特許
J-GLOBAL ID:200903025681705676

巻取機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-078445
公開番号(公開出願番号):特開平6-292388
出願日: 1993年04月06日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【構成】 本発明の巻取機制御装置は、直流電動機に最大界磁電流基準を与える最大界磁電流発生回路と、この最大界磁電流発生回路から出力された最大界磁電流基準およびストール張力設定器から出力されたストール設定値およびコイル径検出回路によって検出されたアンワインダ径とから電機子電流基準値に相当する電機子電流基準代替値を出力する基準演算回路と、この基準演算回路から出力される電機子電流基準代替値または電機子電流基準発生回路から出力される電機子電流基準値を切り替えて出力する第1の制御信号切替器と、ストール時界磁電流基準発生回路から出力される界磁電流基準と前記最大界磁電流発生回路から出力される最大界磁電流基準とを切り替えて出力する第2の制御信号切替器とを具備したことを特徴とする。【効果】 本発明により、巻取機制御の安定性が向上する。
請求項(抜粋):
巻戻しロールの中心軸を駆動する直流電動機と、アンワインダ径を検出するコイル径検出回路と、このコイル径検出回路によって検出されたストール張力運転時におけるコイル径最大値に対する界磁電流基準を出力するストール時界磁電流基準発生回路と、このストール時界磁電流基準発生回路からの界磁電流基準値によって前記直流電動機の界磁電流を制御する界磁電流制御回路と、ストール張力を検出するストール張力検出器と、前記ストール張力を設定するストール張力設定器と、このストール張力設定器によって設定されたストール張力設定値によって前記直流電動機の電機子電流基準値を定める電機子電流基準発生回路と、前記ストール張力設定器から出力された前記ストール張力設定値と前記ストール張力検出器によって検出された張力検出値とを比較して前記電機子電流基準発生回路から出力された電機子電流基準値を補正する張力制御回路と、この張力制御回路の出力に前記電機子電流基準発生回路の出力を加算して前記直流電動機駆動装置に電機子電流指定値を与える電流基準加算器と、この電流基準加算器の出力と前記直流電動機の電機子電流を検出する電流検出器からの帰還信号により電流制御を行なう電流制御回路と、この電流制御回路の出力により前記直流電動機に可変電圧を与えるサイリスタ変換器の点弧位相を制御する位相制御回路と、前記電流検出器により検出されるストール時の電機子電流に対する整流子の許容時間を演算する許容時間特性回路と、この許容時間特性回路からの指令によって前記位相制御回路にゲート遮断指令を出力するゲート遮断回路と、からなる巻取機制御装置において、前記直流電動機に最大界磁電流基準を与える最大界磁電流発生回路と、この最大界磁電流発生回路から出力された前記最大界磁電流基準および前記ストール張力設定器から出力された前記ストール設定値および前記コイル径検出回路によって検出された前記アンワインダ径とから前記電機子電流基準値に相当する電機子電流基準代替値を出力する基準演算回路と、この基準演算回路から出力される前記電機子電流基準代替値または前記電機子電流基準発生回路から出力される電機子電流基準値を切り替えて出力する第1の制御信号切替器と、前記ストール時界磁電流基準発生回路から出力される前記界磁電流基準と前記最大界磁電流発生回路から出力される前記最大界磁電流基準とを切り替えて出力する第2の制御信号切替器とを具備してなる巻取機制御装置。
IPC (3件):
H02P 7/06 ,  H02P 7/00 ,  H02P 7/298

前のページに戻る