特許
J-GLOBAL ID:200903025687256547

磁気ディスク駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-258138
公開番号(公開出願番号):特開平11-096659
出願日: 1997年09月24日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 磁気ディスク駆動装置に関するもので、取付けフレーム(固定部)に設けられたステータ部と回転部に設けられたロータマグネットとの間の吸引、反発の繰り返しによりステータが振動し、雑音が発生することを防止する騒音対策の一手段を提供する。【解決手段】 ステータ10と取付けフレーム1との間に引張り弾性率が高い表層部13と引張り弾性率が低い中央部12とよりなる多層構造をなす樹脂11を介在させ、この樹脂多層構造11により振動を吸収する。
請求項(抜粋):
中央に透孔が形成され、周囲に複数の凸極を有し複数枚の薄板を積層することで形成された鉄芯の前記各凸極にそれぞれ樹脂コーティングにより形成された絶縁層を介してステータコイルが巻回されたステータを、取付フレームに固定された固定軸が中心になるように前記取付フレームに固定し、前記固定軸の自由端にロータフレームを回転自在に支持し、そのロータフレームの内側に前記ステータの凸極との間に所定の間隔をもって対向するように円筒状のロータマグネットを固定し、そのロータマグネットと前記ステータとの間でモータを形成した磁気ディスク駆動装置において、前記ステータを前記取付フレームに、引張り弾性率が高い表層部と引張り弾性率が低い中央部とよりなる多層からなる樹脂材を介して固定したことを特徴とする磁気ディスク駆動装置。

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