特許
J-GLOBAL ID:200903025687592750

先端部クリアランス制御を改善するためのタービン熱作動受動バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-524561
公開番号(公開出願番号):特表2001-526347
出願日: 1998年12月09日
公開日(公表日): 2001年12月18日
要約:
【要約】ガスタービンエンジンのブレード先端部クリアランスの制御装置及び方法が開示されている。環状のハウジングがエンジンケースの周囲に形成されており、エンジンケースには、環状のシュラウドセグメントアセンブリが、ブレードの段のブレード先端部の周囲に近接するとともにここから離間して固定されている。環状のハウジングは、ケースと連通する空気流路を形成し、この空気流路を通してケースへと冷却空気流が導かれる。熱作動受動リングバルブが、部分的に重なった2つの金属製リングセグメントによって形成されており、これらの金属製リングセグメントは、バルブ温度が所定値まで達したときにこれらのリングセグメント間に径方向の間隙が生じるように選択された異なる熱膨張率を有している。この径方向の間隙を通して、ケースとこれに関連するシュラウドセグメントアセンブリとを冷却するように、ハウジング内に冷却空気流が流入可能となっており、これにより、径方向での膨張が制御されるとともにブレード先端部のピンチングが防止される。
請求項(抜粋):
環状のハウジングを含むガスタービンエンジンのブレード先端部クリアランス制御装置であって、前記ハウジングは、エンジンケースの周囲に形成され、このエンジンケースには、環状のシュラウドセグメントアセンブリが、ブレードの段のブレード先端部の周囲に近接するとともにここから離間して固定されており、前記環状のハウジングは、前記ケースと連通する空気流路を形成し、この流路を通して前記ケースに冷却空気流が導かれ、 熱作動受動リングバルブを含み、このリングバルブは、部分的に重なった2つの金属製リングセグメントによって構成され、これらの各リングセグメントは、該リングセグメントの温度が所定値に達したときに該リングセグメント間に径方向の間隙が生じるように選択された異なる熱膨張率をそれぞれ有し、前記径方向の間隙を通して、前記ハウジング内に冷却空気流が流入可能となり、これにより、径方向での膨張を制御するように前記ケースが冷却されることを特徴とするブレード先端部クリアランス制御装置。
Fターム (3件):
3G002HA05 ,  3G002HA09 ,  3G002HA14

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