特許
J-GLOBAL ID:200903025691225001

運転室付き作業機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-343880
公開番号(公開出願番号):特開平7-164877
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 走行時等には旋回フレームから運転室に伝わる振動を減衰させ、作業時には運転室が前,後、左,右に振動するのを規制する。【構成】 旋回フレーム21と運転室本体8との間に下部緩衝支持体22を設け、該下部緩衝支持体22は電磁コイル33に電力を供給,停止させることによりケーシング23内の磁性流体26の粘度を増減させ、緩衝板32が移動するときの流れ抵抗を変化させてばね定数および減衰力を変化させるように構成する。走行時には各下部緩衝支持体22のばね定数を小さくして旋回フレーム21から運転室本体8に伝達される上,下振動を軽減し、掘削作業時には各下部緩衝支持体22のばね定数を大きくし、旋回フレーム21上の運転室本体8を動きにくくして運転室本体8がピッチングやローリングを起こすのを防止する。
請求項(抜粋):
作業機本体のフレームと、該フレーム上に配設され、下面側に床板が設けられた箱形状の運転室本体と、該運転室本体の床板とフレームとの間に複数個設けられ、前記フレームからの振動が該運転室本体に伝わるのを緩衝する下部緩衝支持体とからなる運転室付き作業機において、前記下部緩衝支持体は、一端側が底部となり、他端側が開口端となって内部に磁性流体が封入された有底筒状のケーシングと、弾性材料によって形成され、該ケーシングの開口端側を閉塞するように該ケーシングの開口端側に固着された弾性体と、該弾性体に一体的に設けられ、一端側が前記ケーシング内に挿入され、他端側が前記ケーシングから外部に突出したシャフトと、該シャフトの一端側に設けられ、該シャフトとケーシングとが相対変位するときに、該ケーシング内の磁性流体に流れ抵抗を発生させる流れ抵抗発生手段と、外部からの制御信号に応じた磁界を発生させることにより、前記ケーシング内に封入した磁性流体の粘度を変化させる磁界発生手段とから構成し、かつ前記下部緩衝支持体のケーシングは前記フレームと運転室本体とのいずれか一方に設け、他方に前記シャフトの突出端側を設ける構成としたことを特徴とする運転室付き作業機。
IPC (2件):
B60J 5/00 ,  B62D 24/02

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