特許
J-GLOBAL ID:200903025694295345
塩素含有ダストの処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
衡田 直行
, 北村 周彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-007627
公開番号(公開出願番号):特開2006-314987
出願日: 2006年01月16日
公開日(公表日): 2006年11月24日
要約:
【課題】最適な温度での焼成が可能であり、塩素、鉛及び銅の含有率が小さくセメント原料として好適な焼成物が得られる塩素含有ダストの処理方法を提供する。【解決手段】(A)一般的な条件として、焼成用原料におけるCaO/SiO2の質量比の大きさに応じて、焼成用原料が満たすべきR/Cl(式中、RはNa2Oの化学当量とK2Oの化学当量の和を表し、ClはClの化学当量を表す。)及び塩素含有率の数値範囲、及び、焼成温度の範囲を定める工程と、(B)処理対象となる塩素含有ダストについて、CaO/SiO2の質量比、R/Cl及び塩素含有率を得る工程と、(C)これら3つの値を考慮して、この塩素含有ダストに成分調整剤を加えて、焼成用原料を調製する工程と、(D)この焼成用原料を、工程(A)で定めた焼成温度の範囲内で焼成し、焼成物を得る工程を含む。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(A)塩素含有ダストを含む焼成用原料を焼成して焼成物を得るための一般的な条件として、焼成用原料におけるCaO/SiO2の質量比の大きさに応じて、焼成用原料が満たすべきR/Cl(式中、Rは、Na2Oの化学当量とK2Oの化学当量の和を表し、Clは、Clの化学当量を表す。)及び塩素含有率の数値範囲、及び、焼成温度の範囲を定める工程と、
(B)処理対象となる塩素含有ダストの成分を測定して、CaO/SiO2の質量比、R/Cl(式中、Rは、Na2Oの化学当量とK2Oの化学当量の和を表し、Clは、Clの化学当量を表す。)及び塩素含有率の3つの値を得る工程と、
(C)工程(B)の上記3つの値を考慮して、工程(B)の塩素含有ダストに対して、必要に応じて成分調整剤を加えて、焼成用原料を調製する工程と、
(D)工程(C)で得られた上記焼成用原料を、工程(A)で定めた焼成温度の範囲内で焼成し、焼成物を得る工程と、
を含むことを特徴とする塩素含有ダストの処理方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (13件):
4D004AA36
, 4D004AA37
, 4D004AB03
, 4D004AC04
, 4D004BA02
, 4D004CA30
, 4D004CB09
, 4D004CB31
, 4D004CC12
, 4D004DA03
, 4D004DA10
, 4D004DA11
, 4D004DA20
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
焼成物の製造法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-145094
出願人:秩父小野田株式会社
-
鉛の分離方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-093455
出願人:太平洋セメント株式会社
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