特許
J-GLOBAL ID:200903025700783268

炉心差圧及び液体制御配管装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-302662
公開番号(公開出願番号):特開平9-197084
出願日: 1996年11月14日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 IGSCCの可能性を小さくして装置破損の可能性を小さくし、更に現存の装置と置換可能である炉心差圧及び液体制御配管装置を提供する。【解決手段】 装置(200)は、圧力容器の壁(22)の開口(24)内に配置されると共にそれを通り抜ける第1の管部分(202)を含む。少なくとも第1の管部分は、圧力容器の壁の開口の直径より小さい直径を持つ。第1の管部分の外面と圧力容器の壁との間に環状空間(214)が形成され、この為、環状空間がある場所で、中性子吸収材を圧力容器内に注入することが出来る。更に装置は、第1の管部分に結合されるように構成された第2のL字形の管部分(204)、及び第2の管部分に結合されるように構成された第3の管部分(208)を含む。第3の管部分の開放端(210)が炉心プレート(34)の上方の高さまで伸びている。
請求項(抜粋):
圧力容器(22)、該圧力容器内の中間位置で略水平の向きに配置された炉心プレート(34)、該炉心プレートより下方の場所で圧力容器の壁を貫通する開口(24)、及び前記圧力容器の壁の開口から延在していて、第1の直径を持つノズル中孔(38)を有するノズル(26)を含んでいる原子炉に対する炉心差圧及び液体制御配管装置(200)に於いて、前記ノズル中孔の中及び前記圧力容器の壁の前記開口の中に配置され且つその中を通るように形成された第1の管部分(202)を含む管集成体を有し、少なくとも前記第1の管部分は、前記ノズル中孔の第1の直径より小さく且つ前記圧力容器の壁の前記開口の直径より小さい直径を持ち、前記管集成体の開放端が前記炉心プレートより上方の高さの所で前記圧力容器内に配置されており、これにより、前記炉心プレートより上方の高さに於ける圧力が前記管集成体を通じて第1の管端から前記圧力容器の外部に位置する第2の管端まで連通し、且つ前記開口の場所に於ける前記圧力容器内の圧力が前記第1の管部分の外面と前記圧力容器の壁並びに前記ノズル中孔の壁との間の環状空間(214)を通じて連通することを特徴とする炉心差圧及び液体制御配管装置。
IPC (4件):
G21C 7/22 ,  G21C 9/033 ,  G21C 17/02 ,  G21D 1/00
FI (4件):
G21C 7/22 ,  G21C 9/02 L ,  G21C 17/02 B ,  G21D 1/00 X
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭59-088688
  • 特開昭61-013181
  • 特開昭59-088688
全件表示

前のページに戻る