特許
J-GLOBAL ID:200903025710383195

油圧作業機の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-169541
公開番号(公開出願番号):特開平6-010376
出願日: 1992年06月26日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 回路の圧力損失の低減とアクチュエータの複合操作性の向上を実現できる油圧作業機の油圧回路の提供。【構成】 油圧源2に旋回モータ50を制御する旋回用方向切換弁21を接続し、この方向切換弁21の下流に逆止弁fを介してアームシリンダ40を制御するアーム用方向切換弁23を接続し、油圧源2と旋回用方向切換弁23とをパラレル管路zを介して接続し、このパラレル管路zに可変絞り弁300を設け、旋回用方向切換弁21の操作量を検出するシャトル弁405と可変絞り弁300の駆動部との間にパイロット選択弁500を配置し、このパイロット選択弁500の一方の駆動部と、アームクラウド時にパイロット管路410aの圧を検出する検出管路411aとを接続し、他方の駆動部とアームダンプ時にパイロット管路410bの圧を検出する検出管路411bを接続した。
請求項(抜粋):
油圧源と、この油圧源に接続される複数の方向切換弁と、これらの方向切換弁のうちの第1の方向切換弁によって駆動を制御される第1のアクチュエータと、上記複数の方向切換弁のうちの第2の方向切換弁によって駆動を制御され、所定の第1の方向、及びこの第1の方向と逆方向である第2の方向のいずれかの方向に駆動可能な第2のアクチュエータとを備え、少なくとも上記第1の方向切換弁は、中立時に上記油圧源をタンクポートに接続するとともに該第1の方向切換弁を操作する操作量に応じてタンクに接続する通路の開口面積を小さくなるように変化させるセンタバイパス通路を有し、上記油圧源に対し上記第2の方向切換弁を上記第1の方向切換弁のセンタバイパス通路の下流に接続し、上記第2の方向切換弁は、上記第2のアクチュエータに接続する第1の出力ポート、及び第2の出力ポートと、該第2の方向切換弁の所定の一方向の操作時に上記第1の方向切換弁のセンタバイパス通路の下流から逆止弁を介して上記第1の出力ポートを上記油圧源に接続する第1の入力ポートと、該第2の方向切換弁の所定の他方向の操作時に上記第2の出力ポートを上記油圧源に接続する第2の入力ポートを備えるとともに、上記油圧源に接続させたパラレル管路に設けられ、絞り特性を調整可能な流量制御手段と、上記第1の方向切換弁の操作に伴って上記流量制御手段の絞り特性を調整する調整手段とを備え、上記流量制御手段を介して上記逆止弁の下流に位置する部分に上記油圧源の圧油を供給可能な油圧作業機の油圧回路において、上記調整手段が、上記第2のアクチュエータの駆動方向が上記第1の方向及び第2の方向のいずれであるかを検出する操作方向検出手段と、この操作方向検出手段で検出された操作方向に応じて上記流量制御手段の上記絞り特性を制御する制御手段とを含むことを特徴とする油圧作業機の油圧回路。

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