特許
J-GLOBAL ID:200903025720638965

切羽前方探査方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 布施 行夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-081613
公開番号(公開出願番号):特開平5-248175
出願日: 1992年03月02日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 浅層探査法を適用し、三次元探査を行うことができる切羽前方探査方式を提供すること。【構成】 地中の掘削面である切羽18の表面には、互いに直交した2本の測線A,Bが設定されており、各測線に沿って所定間隔で震源10及び受振器12が配置されている。震源10によって発生した弾性波は切羽18の前方の地質の変化面で反射され、各受振器12で検出される。制御装置は、受振器12で検出した反射波のデータを順次記憶装置に格納し、演算装置は、この格納データの中から同一の共通反射点に対応するデータを読み出して、補正等の処理を行って反射波のデータを得た後、地質の変化面の位置等の解析を行う。演算装置は、この解析を測線A及びBのそれぞれについて行い、その結果を総合して地質の変化面を三次元的に解析する。
請求項(抜粋):
浅層反射法を用いた切羽前方探査方式であって、地中の掘削面である切羽の表面に直線状に配置され、探査対象からの反射波を検出する複数の第1の受振器と、前記第1の受信器が配置された直線領域と交差する他の直線領域に配置され、探査対象からの反射波を検出する複数の第2の受振器と、前記第1の受振器が配置された直線領域またはその近傍に直線状に配置され、所定の弾性波を選択的に順次発生する複数の第1の震源と、前記第2の受振器が配置された直線領域またはその近傍に配置され、所定の弾性波を選択的に順次発生する複数の第2の震源と、前記各第1の受振器による複数の検出信号に対して同一の共通反射点毎に補正してたし合わせるとともに、前記第2の各受振器による複数の検出信号に対して同一の共通反射点毎に補正してたし合わせる演算処理を行う演算手段と、前記演算手段による演算結果に基づいて、探査対象の位置及び傾斜の解析を交差する二方向に対して行う解析手段と、を含み、切羽前方の地中の探査を三次元的に行うことを特徴とする切羽前方探査方式。
IPC (2件):
E21D 9/06 301 ,  G01V 1/40

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