特許
J-GLOBAL ID:200903025726177587

注視点マスキングによる医療診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-215150
公開番号(公開出願番号):特開平6-054808
出願日: 1992年08月12日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 この発明は注射などによる苦痛を伴うことなく、問診などによる主観的判断によらず客観的に脳機能に関係する疾患を診断できるような注視点マスキングによる医療診断装置を提供することを主要な特徴とする。【構成】 被験者の眼球の動きを眼球運動検出部2で検出し、頭部の動きを頭部運動検出部3で検出すると、視線演算部1はこれらの検出出力に応じて、視線を演算する。提示画像生成部6は課題となる画像を生成し、課題提示部9に提示する。注視点判定部4が被験者の視線の注視点を判定すると、マスキング画像生成部7で生成されたマスキング画像を画像合成部5によって課題の画像に嵌込み、課題提示部9に提示する。痴呆信号度判定部11はそのときの被験者の視線の特徴的動きおよび所定の課題に対する正答率などによりアルツハイマー型痴呆症の進行度およびその可能性を判定する。
請求項(抜粋):
被験者の視線を検出して脳機能に関係する疾患を診断する医療診断装置であって、前記被験者の眼球の動きを検出する眼球運動検出手段、前記眼球運動検出手段の検出出力に応じて、前記被験者の実際の視線の動きを演算する視線演算手段、前記被験者に診断のための課題となる画像を提示する画像提示手段、前記視線演算手段によって演算された空間内の視線の動きに注視点が生じたときに、注視点後の任意の時間に任意の大きさの所望のマスキング画像を任意の時間だけ前記画像提示手段によって提示された画像に嵌込む画像嵌込手段、および前記マスキング画像を前記提示された画像に嵌込んだときの前記視線演算手段によって演算された視線の動きに応じて、脳機能に関係する疾患の有無を判定する判定手段を備えた、注視点マスキングによる医療診断装置。
IPC (2件):
A61B 3/113 ,  A61B 10/00

前のページに戻る