特許
J-GLOBAL ID:200903025731681617

傾斜屈折率を有する光学材料の製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千田 稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-290541
公開番号(公開出願番号):特開平10-123336
出願日: 1997年10月08日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 材料の外側から中心に向かって傾斜的な屈折率挙動を示す、光伝送において用いるための、透明なファイバー、ライトパイプ及びロッドを形成するための改良法を提供する。【解決手段】 それ自体連続で合体された方法によって調製することのできるコアポリマーを、丸いファイバーを得て保持するために概して円筒状の、中空の多孔質被包物を通して通過させて、それを通して、そのポリマーがコアポリマーよりも低い屈折率を有する第2のモノマーを供給してコアポリマーを膨潤させる、傾斜屈折率光学物品を好ましくは連続的に製造するための改良方法が提供される。次に、表面からコアに向かう第2のモノマーによる膨潤の勾配を有する膨潤ポリマーを、重合ユニットに導き、第2のモノマーのコアポリマー全体に亙る平衡化が起こる前に重合を完了する。得られるポリマーは、光ファイバー及びライトパイプの製造において有用である。
請求項(抜粋):
ファイバーの横断面方向において変化する屈折率を有する光ファイバーの製造方法であって、(a)第1のモノマーから形成され、0〜50重量%の未反応の第1のモノマーを含むコアポリマーを、その対応するポリマーが、コアポリマーの屈折率よりも少なくとも0.01低い屈折率を示す第2のモノマーと接触させ;(b)第2のモノマーをコアポリマー中に拡散させ;(c)第2のモノマーがコアポリマー全体に亙って拡散することによって均一な分布が得られる前に、第2のモノマー及び未反応の第1のモノマーの重合を開始して、それによって、コアを変性して、変性したコアの屈折率が、コアの中心からコアの周縁部に向かって傾斜的に減少し、コアの中心における屈折率とコアの周縁部における屈折率の差が少なくとも0.005になるようにする;工程を含む製造方法において、(d)コアポリマーを、多孔質の被包物の内部に極めて近接して配置し;(e)第2のモノマーを、多孔質被包物の外部から多孔質被包物を通して拡散させ、第2のモノマーをコアポリマーの表面に均一に分布させ、;(f)コアポリマーの拡散された第2のモノマーと接触する時間及び拡散領域の温度を調節して、所望量の第2のモノマーをコアポリマーに吸収させ、;(g)第2のモノマーがコアポリマー全体に亙って拡散することによって均一な分布が得られる前に、第2のモノマー及び未反応の第1のモノマーの重合を開始する;ことを特徴とする方法。
IPC (2件):
G02B 6/00 366 ,  G02B 6/18
FI (2件):
G02B 6/00 366 ,  G02B 6/18

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