特許
J-GLOBAL ID:200903025748912477

熱間鍛造用高強度高靭性非調質鋼とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-228325
公開番号(公開出願番号):特開平8-092687
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【構成】 Si:2%以下、S:0.10%以下、N:0.02%以下、O:0.010%以下及び不可避的不純物元素を含む鋼において、更にC:0.10〜0.6%、Mn:0.3〜2.5%、Cr:0.05〜2.5%、V:0.03〜0.5%、Al:0.060%以下、Ti:0.005〜0.03%を含有すると共に、平均粒径が0.1〜5μmである介在物を1×102 〜1×106 個/mm2 含有し、上記介在物がTi酸・窒化物とMnSを主体とする複合化合物である熱間鍛造用非調質鋼を開示する。また、上記熱間鍛造用非調質鋼を製造するにあたっては、上記成分組成を有する溶鋼を鋳造するに際して1500〜900°Cの温度範囲を1°C/分以上の冷却速度で冷却した鋼材に、熱間鍛造を施し、次いで空冷すればよい。【効果】 引張強さが90kgf/mm2 以上と高強度であり、しかも靭性に優れた熱間鍛造用非調質鋼とその製造方法が提供できることとなった。
請求項(抜粋):
Si:2%(重量%の意味、以下同じ)以下(0%を含まない)、S :0.10%以下(0%を含まない)、N :0.02%以下(0%を含まない)、O :0.010%以下(0%を含まない)及び不可避的不純物を含む鋼において、更にC :0.10〜0.6%、Mn:0.3 〜2.5%、Cr:0.05〜2.5%、V :0.03〜0.5%、Al:0.060%以下(0%を含まない)、Ti:0.005〜0.03%を含有すると共に、残部がFeおよび不可避的不純物元素からなると共に、平均粒径が0.1〜5μmである介在物を1×102 〜1×106 個/mm2含有し、上記介在物がTi酸・窒化物、MnS、及び該Ti酸・窒化物とMnSを主体とする複合化合物であることを特徴とする熱間鍛造用高強度高靭性非調質鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/60

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