特許
J-GLOBAL ID:200903025757942303

トランス結合型スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長島 悦夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-006900
公開番号(公開出願番号):特開平8-205532
出願日: 1995年01月20日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】過電圧保護回路が一旦動作した場合には2次直流電源電圧を過電圧検出素子の設定検出過電圧値よりも低い退避電圧に強制低下させて、各構成要素,安定化回路や負荷の電圧ストレスを軽減できかつその急速な劣化や焼損を防止することのできるトランス結合型スイッチング電源装置を提供する。【構成】過電圧保護回路50を構成する過電圧検出素子を2次直流電源回路30に直列接続された複数の電圧検出素子ZD1,ZD2から形成するとともに、複数の電圧検出素子ZD1,ZD2の協働によって設定検出過電圧値以上の過電圧が検出されたことを条件に予め決められた1以上の電圧検出素子(ZD2)を見掛ショートさせて2次直流電源電圧V2を設定検出過電圧値よりも低い退避電圧に強制低下可能に切替える素子切替手段を設けた。
請求項(抜粋):
整流回路,平滑コンデンサ,スイッチング素子,電圧制御素子を含む1次直流電源回路と、安定化回路を含む2次直流電源回路とをトランスを介して接続結合し、安定化回路から電圧制御素子へフィードバック信号を加えつつスイッチング素子をON-OFF制御して2次直流電源を生成するように形成され、かつ2次直流電源回路側に設けられた過電圧検出素子で設定検出過電圧値以上の過電圧が検出された場合に出力される過電圧検出信号を用いて1次直流電源回路側の電圧制御素子と並列接続された過電圧保護用素子をONしてスイッチング素子への流れ込み電流を減衰させることにより過電圧保護可能に形成された過電圧保護回路を具備するトランス結合型スイッチング電源装置において、前記過電圧検出素子を前記2次直流電源回路に直列接続された複数の電圧検出素子から形成するとともに、複数の電圧検出素子の協働によって前記設定検出過電圧値以上の過電圧が検出されたことを条件に予め決められた1以上の電圧検出素子を見掛ショートさせて2次直流電源電圧を前記設定検出過電圧値よりも低い退避電圧に強制低下可能に切替える素子切替手段を設けた、ことを特徴とするトランス結合型スイッチング電源装置。

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