特許
J-GLOBAL ID:200903025764520970
ナチュラルキラー細胞特異性抗原およびこの抗原を識別する抗体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-507781
公開番号(公開出願番号):特表平9-502089
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】本発明は、糖タンパク質対であるPEN5αおよびPEN5βから成る新規なナチュラルキラー(NK)細胞特異性分子、この分子に存在する独特なエピトープに結合するモノクローナル抗体またはその免疫反応性フラグメントまたは誘導体、および前記抗体を産生するハイブリドーマを提供する。また、前記抗体、フラグメントおよび誘導体の使用方法を提供する。PEN5αおよびPEN5β糖タンパク質は、それぞれ6%ポリアクリルアミドゲルにおけるSDS-PAGEによって測定した際に、120〜150kDalおよび210〜245kDalの見掛け分子量を有する。糖タンパク質対の独特なエピトープは、表現型CD16+ CD56dim を有する末梢血液NK細胞の部分母集団において、表現型CD16+ CDbrightを有する末梢血液NK細胞における発現より優先的に発現され、かつCD3+ Tリンパ球またはCD20+ Bリンパ球には存在していない。図1は二色フローサイトメトリーヒストグラムを示し、これらのヒストグラムは全体としてPEN5エピトープがCD56+ CD16dim 末梢血液リンパ球において選択的に発現されることを示す。
請求項(抜粋):
PEN5と呼ばれ、PEN5αおよびPEN5βを含むナチュラルキラー細胞-表面糖タンパク質対に存在し、表現型CD16+ CD56dim を有するナチュラルキラー細胞において、表現型CD16+ CDbrightを有するナチュラルキラー細胞におけるよりも優先的に発現され、かつCD3+ T細胞またはCD20+ B細胞には存在していない独特なエピトープを識別することを特徴とするモノクローナル抗体。
IPC (9件):
C12P 21/08
, C07K 16/28
, C07K 16/46
, C12N 5/10
, C12N 15/02
, G01N 33/53
, G01N 33/577
, A61K 39/395
, C12R 1:91
FI (9件):
C12P 21/08
, C07K 16/28
, C07K 16/46
, G01N 33/53 Y
, G01N 33/53 V
, G01N 33/577 B
, A61K 39/395 D
, C12N 5/00 B
, C12N 15/00 C
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