特許

J-GLOBAL ID：200903025765659050

成形加工性に優れたドローレスフィン用アルミニウム合金薄板の製造方法

発明者： 竹内 宏明 ,  柴田 浩
出願人/特許権者： 古河アルミニウム工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-072346
公開番号（公開出願番号）：特開平5-156412
出願日： 1992年02月20日
公開日（公表日）： 1993年06月22日
要約：

【要約】【目的】 ドローレス方式フィン成形におけるバーリング加工性、しごき性、リフレアー性等の成形加工性に優れたアルミニウム合金薄板の製造方法を提供する。【構成】 Si0.01〜0.15重量%、Fe0.05〜0.40重量%、Mn0.10〜0.50重量%、を含み残部Alと不可避的不純物とからなり、成形加工前の金属組織中に直径が0.1μm以下の金属間化合物を数密度にして10個/μm3 以上分布し、かつ比抵抗値が36.0nΩm以下であることを特徴とする、成形加工性に優れたドローレスフィン用アルミニウム合金薄板を、鋳造方法、冷間圧延条件、中間焼鈍条件、調質焼鈍条件を適切に選ぶことによって製造する方法。

請求項（抜粋）：

Si0.01〜0.15重量%、Fe0.05〜0.40重量%、Mn0.10〜0.50重量%を含み、残部がAlと不可避的不純物とからなる合金溶湯を回転する一対の対向する冷却鋳型の外周面間に連続的に供給して板厚2〜15mmに鋳造し、得られた鋳造板を圧下率80%以上で冷間圧延し、得られた薄板に230〜330°Cの温度で調質焼鈍を施すことによって、成形加工前の金属組織中に直径が0.1μm以下の金属間化合物を数密度にして10個/μm3 以上分布させ、かつ比抵抗値を36.0nΩm以下とすることを特徴とする成形加工性に優れたドローレスフィン用アルミニウム合金薄板の製造方法。

IPC (3件)：

C22F 1/04 ,  B21B 3/00 ,  C22C 21/00