特許
J-GLOBAL ID:200903025769951006

窯炉の炉壁構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-168623
公開番号(公開出願番号):特開平5-332683
出願日: 1992年06月02日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 炉殻3を低温にして窯炉Aの周囲の作業環境を良好に保つと同時に、炉殻3が結露によつて腐食するのを防止する。【構成】 炉殻3の温度は炉壁本体2の断熱効果と流通空間4内の空気層の断熱効果とにより低温度に保たれる。図示しない被焼成物や燃焼ガスから生じて炉壁本体2の内部の僅かな間隙を通つた水蒸気は、吸気口5から流入した低湿度の外気と一緒に流通空間4内を上昇して排気口6から炉壁1の外部に排出されるため、炉殻3の温度が低くてもその内面には結露が生じない。
請求項(抜粋):
耐火材からなる炉壁本体と該炉壁本体を外側から覆う鋼製の炉殻とにより構成される炉壁において、前記炉壁本体と前記炉殻との間に空気流通用の流通空間を形成し、該流通空間の下部と上部とに、夫々、該流通空間を前記炉壁の外部に連通させる開閉可能な吸気口と排気口とを形成したことを特徴とする窯炉の炉壁構造。

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