特許
J-GLOBAL ID:200903025781188768

流動性改良剤及び流動性の改良された樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-293184
公開番号(公開出願番号):特開平6-136070
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 衝撃強度、曲げ強度等の機械的物性を維持しながら、熱可塑性樹脂の成形時に優れた流動性を発揮させることのできる流動性改良剤及びこの流動性改良剤により流動性の改良された樹脂組成物を提供する。【構成】 流動性改良剤は、プロピレン重合体部分等の非極性α-オレフィン単量体より形成されるオレフィン系重合体又は共重合体部分と、スチレン重合体部分等の前記オレフィン系重合体又は共重合体部分とは異なるビニル系重合体又は共重合体部分とからなるグラフト共重合体であって、前記一方の重合体又は共重合体部分が他方の重合体又は共重合体部分中に0.001 〜 10 μmの微細な粒子として安定な分散相を形成している多相構造熱可塑性樹脂を含有する。この流動性改良剤をポリフェニレンエーテル、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂に添加して樹脂組成物を調製し、これを所定形状に成形する。
請求項(抜粋):
非極性α-オレフィン単量体より形成されるオレフィン系重合体又は共重合体部分と前記オレフィン系重合体又は共重合体部分とは種類の異なるビニル系重合体又は共重合体部分とからなるグラフト共重合体であって、前記一方の重合体又は共重合体部分が他方の重合体又は共重合体部分中に微細な粒子として分散相を形成している多相構造熱可塑性樹脂からなることを特徴とする流動性改良剤。
IPC (4件):
C08F291/00 MPZ ,  C08F255/02 MQC ,  C08L 51/06 LLE ,  C08L101/00 LSZ

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