特許
J-GLOBAL ID:200903025789346125

熱現像感光材料、画像記録方法及び画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-009328
公開番号(公開出願番号):特開2000-206641
出願日: 1999年01月18日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、熱現像カブリが抑制され、保存時のカブリ及び画像濃度の低下が改良された熱現像感光材料、これを用いた画像記録方法及び画像形成方法を提供する事にある。【解決手段】 支持体上に少なくともa)非感光性有機銀塩、b)ハロゲン化銀、c)熱により活性化された時に該有機銀塩の銀イオンを銀に還元しうる還元剤及び疎水性バインダーを含有してなる熱現像感光材料において、更に一般式(A)〜(C)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有し、かつ一般式(1)〜(6)で表される化合物、アジリジン化合物、エポキシ化合物、カルボジイミド化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有することを特徴とする熱現像感光材料。【化1】【化2】【化3】
請求項(抜粋):
支持体上に少なくともa)非感光性有機銀塩、b)ハロゲン化銀、c)熱により活性化された時に該有機銀塩の銀イオンを銀に還元しうる還元剤及び疎水性バインダーを含有してなる熱現像感光材料において、更に一般式(A)〜(C)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有し、かつ一般式(1)〜(6)で表される化合物、アジリジン化合物、エポキシ化合物、カルボジイミド化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有することを特徴とする熱現像感光材料。【化1】〔式中、Hal1及びHal2はハロゲン原子を表す。Hal1及びHal2は同じであっても異なっていてもよい。X1はアニオンをあらわす。R1はカルボニル基を部分構造として有する基を表し、R2、R3は窒素原子に置換可能な置換基、又は水素原子を表す。R1〜R3は窒素原子が環内原子となる環状構造を形成するように互いに結合することはない。nは1又は2を表す。〕【化2】〔式中、Hal3及びHal4はハロゲン原子を表す。Hal3及びHal4は同じであっても異なっていてもよい。X2はF-、CL-、I-、カルボン酸アニオン、スルホン酸アニオン、又はリン酸アニオンを表す。Z2は隣接する窒素原子とともに5〜7員環の含窒素ヘテロ環を構築するのに必要な原子群を表す。この含窒素へテロ環と縮合、又は結合基により結合していてもよい。〕【化3】〔式中、Z3は、隣接する窒素原子群とともに5〜7員環の含窒素ヘテロ環を構築するのに必要な原子群を表す。この含窒素ヘテロ環はその他の環と縮合、又は結合基により結合していてもよい。〕【化4】〔一般式(1)中、R1、R2、R3は同じでも異なっていてもよく、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アリール基を表し、X-は対アニオンであり、分子内にスルホ基が含まれる場合にはX-は存在しない。〕【化5】〔一般式(2)及び(3)中、R1、R2、R3、R4は同じでも異なっていてもよくアルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アリール基を表し、A及びBは2価の連結基を表し、X-は対アニオンでありR1、R2、R3、R4にスルホ基が含まれる場合にはX-は存在しない。〕【化6】〔一般式(4)中、R1、R2は互いに同じであっても異なっていてもよい水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルケニル基、複素芳香環基を表す。これらの基は置換されていてもよい。Xは求核試薬と反応したときに脱離しうる基である。〕【化7】〔一般式(5)中、R1及びR2は単独の場合、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基、炭素原子数7〜20のアラルキル基、又は炭素原子数2〜20のアルケニル基から選択され、R1はR2と一緒になった場合、前記式中の2個の窒素原子の他に窒素原子を1個含む事が出来る原子数5〜8の複素環を形成し、R2とR3は一緒に、R2が結合している窒素原子の他に窒素原子を1個又は2個含むことが出来る原子数5或いは6の複素環を形成し、上述のR1、R2で形成される環及びR2、R3で形成される環の窒素以外の原子は炭素であり、R4は水素又は炭素原子数1〜20のアルキル基から選択され、R5は水素又はピリジン環の3〜6位のいずれかの位置における1個以上の置換基を表し、該置換基として、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基、炭素原子数7〜20のアラルキル基、炭素原子数2〜20のアルケニル基、炭素原子数1〜20のアルコキシ基、炭素原子数6〜20のアリールオキシ基、カルボキシル基、ハロゲン原子、ニトロ基又はスルホ基が含まれる事が出来、そしてX-はアニオンを表す。ただし分子中にスルホ基を含み分子内塩を形成している時には、X-は存在しない。〕【化8】〔一般式(6)中、Rはエチル基、n-プロピル基、イソプロピル基から選ばれる置換基を表し、Lは置換基を有してもよい2価の連結基を表す。〕【化9】〔一般式(7)中、Rは未置換のアルキル基、Lは置換基を有してもよい2価の連結基を表す。〕
IPC (4件):
G03C 1/498 ,  G03C 1/498 502 ,  G03C 1/498 504 ,  G03C 5/08 351
FI (4件):
G03C 1/498 ,  G03C 1/498 502 ,  G03C 1/498 504 ,  G03C 5/08 351
Fターム (14件):
2H123AB00 ,  2H123AB03 ,  2H123AB23 ,  2H123AB28 ,  2H123BB00 ,  2H123BB02 ,  2H123BB11 ,  2H123BB27 ,  2H123BB31 ,  2H123CA00 ,  2H123CA05 ,  2H123CA22 ,  2H123CB00 ,  2H123CB03

前のページに戻る