特許
J-GLOBAL ID:200903025792382841

多重伝送方法及び多重端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-202365
公開番号(公開出願番号):特開平8-070312
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 各多重端末装置が待機状態の時には、上記各多重端末装置へのアクセス周期を長くすることによって、システム全体の消費電流を低減する。【構成】 複数の多重端末装置1〜5をリング形式で伝送路6に接続し、多重端末装置のうちの多重端末装置(主端末)1は、各多重端末装置毎に割り当てられて設けられたデータ領域を含むデータフレームを所定送信周期時間で送信し、多重端末装置(従端末)2〜5は、データフレームを受信し、自装置に割り当てられたデータ領域に所定データを挿入して、次段の多重端末装置に送信して、データフレームを順次巡回させるリング型の多重伝送システムにおいて、データフレーム中の書き込み領域に書き込まれた状態情報が、待機状態を示すと判断され、各端末で受信されるデータフレームが所定時間存在しない時には、各端末が待機状態へ自動的に移行するとともに、主端末は、データフレームの送信周期時間を所定周期時間より長い周期時間に変更する。
請求項(抜粋):
複数の多重端末装置をリング形式で伝送路に接続し、該多重端末装置のうちの第1の多重端末装置は、該各多重端末装置毎に割り当てられて設けられたデータ領域を含むデータフレームを所定送信周期時間で送信し、第2の多重端末装置は、該データフレームを受信し、自装置に割り当てられたデータ領域に所定データを挿入して、次段の多重端末装置に送信して、前記データフレームを順次巡回させる多重伝送方法において、前記データフレーム内に前記各多重端末装置の起動の有無を示す状態情報の書き込み領域を設けて、前記第1の多重端末装置が送信する送信工程と、前記受信したデータフレームの書き込み領域に、自装置の起動の有無を示す状態情報を、前記第2の多重端末装置が挿入して送信する送信工程と、前記受信したデータフレームの書き込み領域に格納されている状態情報に応じて、前記第1の多重端末装置が前記送信周期時間を変更する変更工程とからなることを特徴とする多重伝送方法。

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