特許
J-GLOBAL ID:200903025800748400

輸送採便容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小原 二郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-173566
公開番号(公開出願番号):特開平7-012808
出願日: 1993年06月22日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 挿入時の操作性および密封性を向上させ、試料を抽出する際の容器内部の加圧による飛散・汚染を防止する。【構成】 糞便を懸濁させるための液体を内部に収納する容器本体1と、容器本体1内に挿入される採便棒6を備え、容器本体1の一端部を密閉する蓋体2と、容器本体1の内部に設けられ容器本体内部を区画し採便棒6を挿通させる際に余分な糞便を除去し得る分離壁4と、糞便を懸濁させた液を濾過するためのフィルタ7と、容器本体1の他端部に嵌挿されフィルタ7によって濾過された液体を滴下する滴下部5とからなる輸送採便容器において、分離壁4に採便棒6の外周面に気密に係合する凸条4Aを周設すると共に、採便棒6の周面の少なくとも一部に分離壁4の凸条4Aの軸方向長よりも長い凹部6Bを分離壁4に対向して形成する。
請求項(抜粋):
糞便を懸濁させるための液体を内部に収納し得る筒状の容器本体と、先端付近に糞便を採取するための糞便採取手段が設けられ前記容器本体内に筒軸方向に挿入される採便棒を備え且つ前記容器本体の一端部を密閉し得る蓋体と、前記容器本体の内部に設けられ容器本体内部を区画するとともに前記採便棒を挿通させる際にその周面と気密に係合して余分な糞便を除去し得る分離壁と、糞便を懸濁させた液を濾過するためのフィルタと、前記容器本体の他端部に嵌挿され前記フィルタによって濾過された液体を滴下し得る滴下部とからなる輸送採便容器において、前記分離壁の周面に前記採便棒の周面に対して気密に係合する糞便かき取り用の凸条を設けると共に前記採便棒の周面の少なくとも一部に前記分離壁の凸条の軸方向長よりも長い凹部を前記分離壁に対向して形成し、前記採便棒の前記容器本体内の所定位置への挿入前に前記分離壁によって区画される前記容器本体の内部を常圧にするべく空間を互いに連通させるようにしたことを特徴とする輸送採便容器。
IPC (3件):
G01N 33/48 ,  G01N 1/04 ,  G01N 33/50

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