特許
J-GLOBAL ID:200903025814117810

車両の乗員膝部保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200181
公開番号(公開出願番号):特開平10-044899
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 ニープロテクタ本体を大型化、高重量化することなく膝の衝突エネルギー吸収能を向上させ、かつ膝の移動ストロークも大きく取る。【解決手段】 車体に固定され外周が車幅方向から見て略円弧状のガイド面22a とされたガイド部材22と、車両の衝突時に乗員の膝の衝突を受けて変形するニープロテクタ本体16とを備え、該ニープロテクタ本体16は、車体後上方に向けて傾斜配設された膝36からの荷重が入力される荷重受部30と、該荷重受部30に一端が接続されて車体前方に向けて延び他端が車体に固定された上方連結部32および下方連結部34とを備え、上記上方連結部32の他端部は、上記荷重受部30が膝36の衝突を受けて車体前上方に変位するときに上方連結部32の所定範囲32c (G〜H部分)が上記ガイド面22a に当接して該ガイド面22a に沿って折曲変形するように、車体としての上記ガイド部材22に固定する。
請求項(抜粋):
車両の衝突時に車体前上方へ向けて移動する乗員の膝からの荷重を受けて変形するニープロテクタ本体を備えてなる車両の乗員膝部保護装置であって、車体に固定され外周の少なくとも一部が車幅方向から見て略円弧状のガイド面とされたガイド部材を備え、上記ニープロテクタ本体は、車体後上方に向けて傾斜配設された上記膝からの荷重が入力される荷重受部と、該荷重受部に一端が接続されて車体前方に向けて延び他端が車体に固定された上方連結部と、上記荷重受部に一端が接続されて車体前方に向けて延び他端が車体に固定された下方連結部とを備え、上記上方連結部と下方連結部のうち少なくとも一方の連結部の他端部は、上記荷重受部が膝からの荷重を受けて車体前上方に変位するときに上記少なくとも一方の連結部が上記ガイド面に当接して該ガイド面に沿って折曲変形する位置に、車体に対して固定されていることを特徴とする車両の乗員膝部保護装置。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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