特許
J-GLOBAL ID:200903025814956146
溶融流動性の良好なポリイミドの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-340138
公開番号(公開出願番号):特開平6-200019
出願日: 1992年12月21日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【構成】 テトラカルボン酸二無水物の量がジアミン1モル当たり0.5〜0.9モル比、ジカルボン酸無水物の量はジアミン1モル当たり0.2〜4.0モル比であり、かつジアミン1モルに対しテトラカルボン酸二無水物とジカルボン酸無水物の合計量が当量比で1.0〜2.9である下記式で表される繰り返し単位を基本骨格として有するポリイミドの製造方法。【効果】高温成形安定性が良好でかつ、溶融流動性の良好なポリイミドが出来る。
請求項(抜粋):
ジアミンとテトラカルボン酸二無水物とを反応させ、得られたポリアミド酸を熱的または化学的にイミド化するポリイミドの製造方法に於いて、(イ)ジアミンが下記式(1)(化1)【化1】〔式中、Xは直結、炭素数が1〜10の二価の炭化水素基、六フッ素化されたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基またはスルホニル基から成る群より選ばれた基を表わし、Y1、Y2、Y3およびY4は夫々独立に水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素または臭素からなる群より選ばれた基を表わす。〕で表されるジアミンであり、(ロ)テトラカルボン酸二無水物が下記式(2)(化2)【化2】〔式中、Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基から成る群より選ばれた4価の基を表わす。〕で表されるテトラカルボン酸二無水物であり、(ハ)さらに反応式が下記式(3)(化3)【化3】〔式中、Zは単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基から成る群より選ばれた2の基を表わす。〕で表されるジカルボン酸無水物の存在のもとに行われ、(ニ)テトラカルボン酸二無水物の量がジアミン1モル当たり0.5〜0.9モル比、ジカルボン酸無水物の量はジアミン1モル当たり0.2〜4.0モル比であり、かつジアミン1モルに対しテトラカルボン酸二無水物とジカルボン酸無水物の合計量が当量比で1.0〜2.9である下記式(4)(化4)【化4】〔式中、X、Y1、Y2、Y3、Y4およびRは前記に同じである。〕で表される繰り返し単位を基本骨格として有する高温成形安定性が良好でかつ、溶融流動性の良好なポリイミドの製造方法。
引用特許:
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