特許
J-GLOBAL ID:200903025817564591
落雷保護用の銅グリッド修復技術
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (22件):
鈴江 武彦
, 蔵田 昌俊
, 河野 哲
, 中村 誠
, 福原 淑弘
, 峰 隆司
, 白根 俊郎
, 村松 貞男
, 野河 信久
, 幸長 保次郎
, 河野 直樹
, 砂川 克
, 勝村 紘
, 橋本 良郎
, 風間 鉄也
, 河井 将次
, 佐藤 立志
, 岡田 貴志
, 堀内 美保子
, 竹内 将訓
, 市原 卓三
, 山下 元
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-530102
公開番号(公開出願番号):特表2009-506952
出願日: 2006年08月31日
公開日(公表日): 2009年02月19日
要約:
落雷若しくは他の機械的な事故により破損された航空機の複合ウィングの導電層の破損部分を、銅のパッチと交換して、電気的な導通を再確立するための方法が、開示される。修復は、最初に、下側の複合スキンの一部を露出させるように、所定の面と、留め具と、破損された導電層とを除去することにより果たされる。そして、不支持形式のフィルム状接着材に接着された銅箔部分を有する銅のパッチが、銅箔グリッドの非破損部分内に含まれた下側の複合スキンの開口に導入され、樹脂が含浸されたガラス繊維材料でカバーされる。そして、このフィルム状接着材と、樹脂が含浸されたガラス繊維材とが、硬化され、留め具が、ガラス繊維材と、銅パッチと、下側の複合スキンとの中に再び挿入される。そして、複合ウィングの面は、修復を完了するために、プライム並びにペイントが再び与えられる。
請求項(抜粋):
民間航空機用の複合ウィングに含まれ、落雷の間若しくは他の機械的な事故により破損されてインピーダンスが高くなった導電層の低いインピーダンスを再確立するための方法であって、前記導電層は、銅箔グリッドと、これに関連した少なくとも1つの留め具とを具備し、この方法は、
前記導電層の破損部分を露出させるように、前記複合ウィングの破損エリア上に配置された面を除去することと、
留め具用のホールを空けたままにするように、前記破損部分中の1つ以上の留め具を除去することと、
前記留め具用のホールを修復することと、
前記複合ウィングの下側の複合スキンを露出させるように、前記破損部分中の、破損部とこの破損部を囲んだ非破損部とを有する前記銅箔グリッドの破損部を除去することと、
交換用の銅箔部分と不支持形式のフィルム状接着材とを有する銅のパッチを形成することと、
前記パッチの外側部分が、銅箔グリッドの前記非破損部の重なり領域とオーバーラップし、前記不支持形式のフィルム状接着材が、前記下側の複合スキンと前記重なり領域とに接するように、前記銅のパッチを前記下側の複合スキン上に導入することと、
樹脂が含浸されたガラス繊維材の層を前記銅のパッチに結合することと、
前記不支持形式のフィルム状接着材を硬化させることと、
前記樹脂が含浸されたガラス繊維材を硬化させることと、
樹脂が含浸され硬化された前記ガラス繊維材と、前記銅のパッチと、前記下側の複合スキンと、シームと、複合スパーとに、非破損状態の1つ以上の留め具を結合することと、
前記樹脂が含浸され硬化されたガラス繊維材と、前記非破損状態の1つ以上の留め具とを覆うようにプライマー層を与えることと、
前記プライマー層を乾燥させることと、
前記プライマー層を覆うようにペイント層を与えることと、
前記ペイント層を乾燥させることとを具備する方法。
IPC (3件):
B64F 5/00
, B64C 1/00
, B64D 45/02
FI (3件):
B64F5/00 B
, B64C1/00 B
, B64D45/02
引用特許:
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