特許
J-GLOBAL ID:200903025822493627
火入乾燥機及び焼海苔製造装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-236160
公開番号(公開出願番号):特開平11-075785
出願日: 1997年09月01日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 海苔を、乾燥むらや変形を発生させることなく短時間で乾燥でき、その後速やかに焙焼できる火入乾燥機及び焼海苔製造装置を提供する。【解決手段】 焼海苔製造装置2は、シート状の海苔を焼く前に予め乾燥させる火入乾燥を行う火入乾燥ゾーン8と火入乾燥された海苔を焼き上げる焼ゾーン10とからなる加熱炉4を備えている。搬送コンベヤ12で海苔を一枚ずつ搬送しながら、火入乾燥ゾーン8において、乾燥ヒータ30からの熱放射で海苔に対して火入乾燥を行い、焼ゾーン10において、焙焼ヒータ44からの熱放射で海苔を焼き上げる。このように一枚ずつ、海苔に対して火入乾燥を行うので、乾燥むらや変形を発生させることなく短時間で火入乾燥でき、海苔の風味や香りを損なうことがない。そして、火入乾燥後、速やかに焼き上げることができる。
請求項(抜粋):
シート状の海苔を焼く前に、該海苔を乾燥させる乾燥炉の内部を通過させることにより、該海苔を予め乾燥させる火入乾燥を行う火入乾燥機であって、前記乾燥炉の内部に、前記海苔を1枚ずつ挿入できる挿入口を有し、該挿入口から1枚ずつ挿入された該海苔を搬送して、前記乾燥炉の内部を通過させる第1搬送コンベヤと、前記第1搬送コンベヤにより形成される第1搬送路に向けた熱放射により、前記第1搬送コンベヤで搬送される前記海苔に対して火入乾燥を行う乾燥ヒータと、を設けたことを特徴とする火入乾燥機。
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