特許
J-GLOBAL ID:200903025823716441
画像信号の符号化装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-234915
公開番号(公開出願番号):特開平7-095416
出願日: 1993年09月21日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 モノクロ/カラー領域の混在する原稿内のカラー領域を演算量の少ない手法で簡易に分離する。【構成】 画像入力部1により原稿を輝度・色差成分からなる色空間の画像信号に変換してメモリ20に蓄積し、ブロック分割部30によって画素ブロックに分割する。平均値算出部32で色空間ごとの画素ブロック内の平均値を算出し、領域判定部33で画素ブロックが占める原稿領域がカラー、モノクロ、背景のいずれかを判定する。セレクタ31は、領域判定処理が実行されている時は複数の色成分のうち輝度成分に対応する画素ブロックを出力し、領域判定終了後には、領域内に属する輝度・色差成分の画素ブロックを出力する。領域判定部33はカラー画像領域を決定し領域記憶部34に記憶する。セレクタ31は、領域判定処理が全原稿にわたって終了した後に、メモリ20から領域記憶部34に記憶された領域に対応する輝度色差成分のブロックを読み出し、カラー画像符号化部4において符号化する。
請求項(抜粋):
原稿を読み込み、明度と色度または輝度と色差成分から成る複数の色成分に変換して出力する画像入力手段と、前記複数の色成分を記憶する蓄積手段と、前記複数の色成分をm×n画素(m,nは正整数)の矩形領域である画素ブロックに分割する分割手段と、前記画素ブロックごとに平均値を算出する平均値算出手段と、前記色成分ごとの画素ブロックの平均値に基づいて前記画素ブロックが占める原稿領域がカラー、モノクロ、背景のいずれかを判定する領域判定手段と、前記領域判定手段において領域判定処理が実行されている時は前記複数の色成分のうち明度または輝度成分に対応する画素ブロックを出力し、領域判定処理が終了した後には、領域内に属する明度と色度または輝度と色差成分の画素ブロックを出力する切替え手段と、前記領域判定結果に基づいて、前記明度または輝度成分の画素ブロックを適応2値化処理する2値化手段と、前記2値化された画素ブロックを符号化する2値画像符号化手段と、前記領域判定結果を記憶する領域記憶手段と、原稿全面に対して領域判定処理が終了した後は、前記領域記憶手段に記憶された領域情報に基づいて、カラー画像領域を符号化するカラー画像符号化手段と、前記2値画像符号化手段と前記カラー画像符号化手段の少なくとも一方により符号化されたデータを伝送する伝送制御手段とを備えたことを特徴とする画像信号の符号化装置。
IPC (2件):
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