特許
J-GLOBAL ID:200903025825880427

オイルポンプロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-096433
公開番号(公開出願番号):特開平11-264381
出願日: 1998年04月08日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 作動流体の圧力脈動、両ロータの歯面間の摺動抵抗の増大から、ポンプの運転音が発生しそれに伴ってポンプ性能や機械効率の低下が起こり得る。【解決手段】 基礎円Bi上を転がる第1外転円Eiによって創成される外転サイクロイド曲線を歯先、基礎円Bi上を転がる第1内転円Hiに創成される内転サイクロイド曲線を歯溝として歯数n枚のインナーロータ10を形成し、基礎円Bo上を転がる第2外転円Eoによって創成される外転サイクロイド曲線を歯溝、基礎円Bo上を転がる第2内転円Hoに創成される内転サイクロイド曲線を歯先として歯数n+1枚のアウターロータ20を形成するものとし、Ei、Hi、Eo、Hoの直径をDi、di、Do、doとするとき、Do>Di,di>doを満たして各ロータを構成する。
請求項(抜粋):
n(nは自然数)枚の外歯が形成されたインナーロータと、該外歯と噛み合うn+1枚の内歯が形成されたアウターロータと、流体が吸入される吸入ポートおよび流体が吐出される吐出ポートが形成されたケーシングとを備え、両ロータが噛み合って回転するときに両ロータの歯面間に形成されるセルの容積変化により流体を吸入、吐出することによって流体を搬送するオイルポンプに用いられるオイルポンプロータにおいて、インナーロータが、その基礎円に外接してすべりなく転がる第1外転円によって創成される外転サイクロイド曲線を歯先の歯形とし、基礎円に内接してすべりなく転がる第1内転円によって創成される内転サイクロイド曲線を歯溝の歯形として形成され、アウターロータが、その基礎円に外接してすべりなく転がる第2外転円によって創成される外転サイクロイド曲線を歯溝の歯形とし、基礎円に内接してすべりなく転がる第2内転円によって創成される内転サイクロイド曲線を歯先の歯形として形成されており、インナーロータの基礎円の直径をbi、第1外転円の直径をDi、第1内転円の直径をdi、アウターロータの基礎円の直径をbo、第2外転円の直径をDo、第2内転円の直径をdo、インナーロータとアウターロータとの偏心量をeとするとき、bi=n・(Di+di),bo=(n+1)・(Do+do)Di+di=Do+do=2e(n+1)・bi=n・boかつ、Do>Di,di>doを満たしてインナーロータとアウターロータとが構成されていることを特徴とするオイルポンプロータ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-271577
  • 特開平3-271577

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