特許
J-GLOBAL ID:200903025833896260

熱風炉蓄熱室炉壁煉瓦損傷部の補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白木 大太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-072914
公開番号(公開出願番号):特開2000-265206
出願日: 1999年03月18日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 熱風炉の休止期間を最短にとどめながら、炉壁煉瓦の損傷部を耐熱モルタルによって補修しうるとともに健全なチェッカー煉瓦の通気孔や隙間を閉塞することのない熱風炉蓄熱室炉壁煉瓦損傷部の補修方法を提供する。【解決手段】 炉壁に生じた空洞部等の炉内損傷部の最内面部に砂状耐火物を充填して仮底を形成した後、該仮底までモルタルを圧入して硬化させて新たな壁を形成させ、しかる後、先に充填した砂状耐火物を抜き取る。
請求項(抜粋):
高炉用熱風炉の蓄熱室を構成する炉壁煉瓦及びチェッカー煉瓦のうち珪石質煉瓦の下部外周部が損耗し、該損耗によって生じた空洞部に上部の炉壁煉瓦がチェッカー煉瓦とともに脱落し損傷部が生じた場合における熱風炉蓄熱室炉壁煉瓦損傷部の補修方法において、前記熱風炉を休止して常温まで冷却する段階と、前記損傷部の最内面部チェッカー煉瓦に砂状耐火材を充填する段階と、前記熱風炉を再び昇温する段階と、前記仮底を形成する砂状耐火材上に耐熱モルタルを充填し硬化させる段階と、前記仮底を形成した砂状耐火材を抜き取る段階と、を有して成ることを特徴とする熱風炉蓄熱室炉壁煉瓦損傷部の補修方法。

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