特許
J-GLOBAL ID:200903025839250671
亜鉛精鉱の浸出法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-021143
公開番号(公開出願番号):特開2001-214224
出願日: 2000年01月31日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【課題】 湿式製錬法による電気亜鉛の製造において、亜鉛精鉱を直接浸出する方法を提供する。【解決手段】 中性浸出工程、亜鉛精鉱浸出工程、鉄酸化工程を含む亜鉛精鉱の浸出法である。亜鉛精鉱浸出工程では、中性浸出残滓と鉄酸化工程から繰り返される鉄殿物とを戻り酸でリパルプし、これに亜鉛精鉱を添加し、大気圧下、90°C以上沸点以下の温度で亜鉛を浸出する。この方法によれば、従来法に比べて亜鉛精鉱浸出工程の鉄(III)イオン濃度を高くすることができるので、亜鉛精鉱の浸出速度を速めることが可能になる。
請求項(抜粋):
亜鉛精鉱から湿式製錬法により電気亜鉛を製造する方法において、亜鉛精鉱の一部を酸化ばい焼して得られた酸化亜鉛を主成分とする焼鉱を電解採取工程で発生する遊離硫酸を含む電解尾液で浸出して硫酸亜鉛溶液を得る中性浸出工程と、該中性浸出工程で浸出されずに残るジンクフェライトを含む中性浸出残滓と鉄酸化工程で生成される鉄殿物の少なくとも一部とを電解尾液でリパルプし、これに亜鉛精鉱を添加し、大気圧下、90°C以上沸点以下の温度で亜鉛精鉱中の硫化亜鉛を浸出する亜鉛精鉱浸出工程と、該亜鉛精鉱浸出工程で得られる浸出液に酸化剤を添加して浸出液中の第一鉄イオンを第二鉄イオンに酸化し、さらに中和剤として焼鉱を添加して浸出液中の鉄分を鉄殿物として回収して該鉄殿物の少なくとも一部を前記亜鉛精鉱浸出工程へ戻し、残りの鉄殿物を次の残渣処理工程へ供給し、中和後液を前記中性浸出工程へ繰り返す鉄酸化工程とを含む亜鉛精鉱の浸出方法。
IPC (5件):
C22B 19/00
, C22B 1/02
, C22B 3/04
, C22B 3/44
, C25C 7/06 301
FI (6件):
C22B 1/02
, C25C 7/06 301 A
, C22B 19/26
, C22B 3/00 B
, C22B 3/00 Q
, C22B 19/22
Fターム (10件):
4K001AA30
, 4K001BA03
, 4K001BA06
, 4K001CA15
, 4K001DB03
, 4K001DB23
, 4K001EA03
, 4K001JA01
, 4K058FC05
, 4K058FC13
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