特許
J-GLOBAL ID:200903025842402407

無停電電源装置の保守用バイパス回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-258715
公開番号(公開出願番号):特開平6-113489
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】その負荷への給電を停止することなく無停電電源装置の保守点検を可能とする。【構成】順・逆両変換器とバッテリとから成りその交流入力を所要の定電圧・定周波数特性の交流に変換出力する電力変換回路と、該変換回路の出力を開閉するACスイッチ4と、交流電源から負荷へ至る直接給電経路の開閉を行うACスイッチ5とを有して成る無停電電源装置をその適用対象となし、その電源入力側と負荷出力側とにおいて該電源装置の入出力電路を開閉する電磁スイッチ1と2と、前記電源装置の給電経路に対する給電分路をなす前記の交流電源から負荷へ至る直接給電経路の開閉を行う電磁スイッチ3とによって保守用バイパス回路30を構成し、前記各スイッチの相互連動の開閉制御によって負荷への給電停止を伴うことなく前記電源装置の保守点検を可能とする。
請求項(抜粋):
順・逆両変換器とバッテリとから成ってその交流入力を所要の定電圧・定周波数特性の交流に変換して出力する電力変換回路と、該変換回路の出力を開閉する第一の静止形交流スイッチと、交流電源から負荷へ至る直接給電経路の開閉を行う第二の静止形交流スイッチとを有して成る無停電電源装置をその適用対象となすものであり、前記の電力変換回路と第二の交流スイッチ両者の電源入力側共通接続点と交流電源との間を開閉する第一の電磁スイッチと、前記第一と第二の交流スイッチ両者の負荷側共通接続点と負荷との間を開閉する第二の電磁スイッチと、該第二の電磁スイッチの負荷側と前記第一の電磁スイッチの電源入力側とを接続して形成される交流電源から負荷への直接給電経路の開閉を行う第三の電磁スイッチとを備えて成り、また前記各スイッチの開閉制御による負荷給電経路の切換え運用に関しては、前記の第一と第二両交流スイッチ相互の適当に制御された反転切換えにより前記電力変換回路からの負荷給電を該第二の交流スイッチを経由する直接給電経路に給電無瞬断にて切換えた後に、前記第三の電磁スイッチを閉路して該第三の電磁スイッチと前記第二の交流スイッチとをそれぞれ経由する両直接給電経路による並列負荷給電を行い、次に該第二の交流スイッチの開路と前記の第一と第二両電磁スイッチの開路とを行って前記無停電電源装置の電源系統からの分離と、前記第三の電磁スイッチを経由する直接給電経路のみによる負荷給電とを行い、また上記の各スイッチ操作経過を逆に辿らせることによって前記第三の電磁スイッチを経由する直接給電経路から前記第一の交流スイッチを経由する通常の負荷給電経路への復旧を行う如く、前記の各電磁スイッチを前記無停電電源装置における各交流スイッチと連動して開閉制御することを特徴とする無停電電源装置の保守用バイパス回路。
IPC (2件):
H02J 9/06 504 ,  H02J 9/00

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