特許
J-GLOBAL ID:200903025853255252

無段変速機の油路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-047461
公開番号(公開出願番号):特開平7-259944
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】必要箇所への潤滑油の油路を簡便な構造によって確保し、しかも、軸方向寸法の短縮化を図ることが可能な無段変速機の油路構造を提供する。【構成】無段変速機構29、発進機構12、前後進切換装置15などを備えてケーシング83内に収容され、発進機構の回転力を伝達する入力軸13と、駆動プーリに回転力を伝達する出力軸14とが同一軸線上に配置されてなる無段変速機の油路構造である。そして、前記入力軸及び出力軸の軸線上に、相互に連通する軸孔142、144が穿設されている。そして、入力軸の軸孔は、ケーシング内の油圧源と連通され、出力軸の軸孔が油圧作用室と連通されることによって、V字状溝が可変となるように前記駆動プーリの油圧作用室に作動油が供給される作動油路146が形成されている。また、入力軸の外周に沿って無段変速機構、前後進切換装置の回転部品に潤滑油が流れ込む潤滑油路160が形成されている。
請求項(抜粋):
駆動プーリ、従動プーリ及びVベルトを有する無段変速機構と、発進機構と、前後進切換装置などを備えてケーシング内に収容され、前記発進機構の回転力を伝達する入力軸と、駆動プーリに回転力を伝達する出力軸とが同一軸線上に配置されてなる無段変速機の油路構造であって、前記入力軸及び出力軸の軸線上に相互に連通する軸孔が穿設され、入力軸の軸孔がケーシング内の油圧源と連通され、出力軸の軸孔が前記油圧作用室と連通されることによって、V字状溝が可変となるように前記駆動プーリの油圧作用室に作動油が供給される作動油路を形成するとともに、入力軸の外周に沿って、前記無段変速機構、前後進切換装置の回転部品に潤滑油が流れ込む潤滑油路を形成することを特徴とする無段変速機の油路構造。
IPC (2件):
F16H 9/18 ,  F16H 57/04

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